本日の日記
・・・また、買ってしまいました。これで一応テレビ周りの整備はいったん終わりの予定です。やっとりそうのしすてむがてにはいったぞ!
おっさんですなぁ~。ほんと。それか究極の暇人ですね・・・。
物質的にはどんどん満たされていってかなしーっていう痛いことを昔、日記で書いたことがあるんですけど、今でもその思いは継続。
まあこのアンプは人気がそこそこみたいなんで自分語りなんてしないでさっさとレビューしたいと思います。
まず全体的な説明。
写真1枚目は届いた箱の様子。田舎電気店で約5万の品がAmazonだと半値以下。そりゃもう、Amazon.co.jpを使わないわけがないのでAmazon.co.jpで購入。
届いたのは2月28日。偶然にもぴったり一月前にスピーカーも購入。
意外と大きいです。ネットでの評判も同様で、質量としては良い感じ(約9kg)いい音が鳴りそうな雰囲気がする(笑
2枚目は設置後の様子。ラックの左下、元々PS2(使ってなかった)があった場所に入れました。本当は筐体の色は黒がよかったです。幅が意外とあってきつきつでした。
メンテナンス用にネットワークハブもおいていたけど取り回しを変更して裏側に回さなければならないなど、単純な入れ替えのつもりが予想以上に手間になって苦労しました。
3枚目は全体像。おまけ的にライトニング軍曹のステータスも付け足しておきました。100時間やってまだクリアしてないところからしてFF13を結構楽しんでいるのかも(ちなみに物理攻撃ではファング姉の方が若干上)
なぜA-973にしたか。
そもそもD-108Eというスピーカーを買いまして、これもONKYO製なんですけれども、それにMA-500Uというアンプをつないでました。これで音質は満たされていたのですが、MA-500Uは縦置きしかできず、ラックに収納できないため、横置き型のアンプが必要になりました。
当初AVアンプを検討していました。なぜならHDMI連動が気になったからです。
しかしながら次の理由で伽かになりました。
1.寸法に合うAVアンプが少ない(高さ140mm以下)
2.あっても高額
3.HDMI連動自体大して使ってなかった
4.音質調節機能が複雑すぎていい音、というものが作り出せるか疑問だった。
で、てきとーにみてたらA-973があったと。
比較した機種
A-973は早々に本命になったが、A-933と非常に迷った。そもそも2機種は傾向が違うようだが(A-933はコンポの上位機種的存在、973はピュアコンポーネントで廉価版的存在)コンポ的味付けで充分な、というかピュアが濁りを嫌うから、テレビ周りにはある程度派手な味付けが必要と考えいた自分としては973が特に低音域についてどれだけ出せるかというのが最大の疑念になりました。
とくにトーンコントロールのBASS機能が973では100hzを増幅されるのに対し、933は100hzと80hzを増幅させる機能があり、MA-500Uで82hzの増幅に若干不満を持っていた自分としては933が魅力的に映ったのです。
だがしかし、そんなに金はねぇ!というか933は買ったスピーカーがさらに2つ買える値段である
ばからしいではないですか。じゃあ973でしょう、ということで973になりました。
さて、音質についてやっと話します!冗長気味でごめんなさい!
A-973の実際
一言で言えばまったく不満が見つからない、わけじゃないけど(笑
でも上でごちゃごちゃ悩んでいたのは杞憂だったと思う。
アンプを買えただけでD-108Eという安トールボーイスピーカーの性格が変わったのは面白かったです。D-108Eの音についての評価は、実際最初にMA-500Uでレビューしたときと大きな変化はないので、詳細については
http://14421.diarynote.jp/?day=20100128
を読んで欲しいのですが、スピーカーのせいで低音のアタックが若干弱いかと思っていたら、それが結構改善されたのは嬉しかったですね。
槇原敬之の花水木、終わりあたりのバスドラムの鳴りについては、やはり物足りなさを感じますね。なんというかパワーがあるのはわかるんですけども、全体として優等生の音読のような音質です。
でも気持ちいい音だなぁと思ったのが買ってから何度もあったんで、そういう意味ではいいアンプだと思いますね。MA-500U時代は全体的に音が延びていない、とくに中音から高音の鳴り方がやや安ぽいっていうか、質感が足りないと書いた気がしますが、それが改善されました。まあスピーカーの値段なりの音ではあるんですけれども、質感と音の広がりが増したように思いましたね。
前はスピーカーで詰まっていたような感じだったのですがそれが綺麗に分割されて、それは中華料理店のチャーハンと素人作のチャーハンみたいなものですかね、そういう感じ。一粒一粒がコーティングされたように、ばらばらとなるプロのチャーハンにたいして自分なんかが作るとどうしてもべちゃつく。
まあうまいんだけど、どっちも。でもやっぱりプロの作る方がもっとおいしいですよね。
パワーについては、おそらくD-108Eを稼働させるのに充分な力を持ってますし、MA-500Uでは力不足と感じた部分についてもしっかりならしてくれます。
ジャンルも結構幅広く楽しめまして、派手なロックやテクノは苦手かなと思ったのですが、かなり気持ちよく鳴ってくれます。
まあ過度の期待は禁物なんですけども、この低価格でこれくらいの音質はたしかにお買い得かも知れないですね。ただ唯一、もっと良いスピーカーを欲しくさせるのはいかんね(何言ってんだか・・・)
本当はもっと高ーーーいスピーカーにつないでやると良いみたい。レビューサイトでも高級スピーカーとの接続記事ばかりでした。でも本体価格より安いスピーカーでも逆に余裕を持って鳴らしてくれますから、ちょっとオーバースペックかなと思ってもおすすめです。
ただやっぱり光オーディオ、デジタルオーディオ接続端子が欲しかったですね。
あと、リモコンのIDがFRと同じなのか、連動して動いてしまってちょっと不便です。
それとボリュームノブをもう少し固めにして欲しいですね。ちょっと緩い。
価格com風なレビューをすれば
デザイン ★★★★(1つのマイナスは筐体の色)
操作性 ★★★ (リモコンがFRとかぶって同時操作になることしばしば)
音質 ★★★★★(4.8位が本当のところ)
パワー ★★★★★
機能性 ★★★★(SuperBass欲しかったです、まあ無くても良いくらいの低音だけども)
出入力端子★★★★(オプティカル端子があったなら・・・)
サイズ ★★★★★(ピュアコンポーネントはこれくらいでかくなきゃロマン無い)
現実的な音量での音質
とても満足してます。おそらくこの手のアンプだと御法度(?)かもなloudnessフル活用。loudnessとは音量が小さめのときに自動的に高低音を増幅(973では100hzを+8db 10kHzを+4db)機能ですけども、これを常用してます。
FR-SX9aというミニコンの音がだいたいの基準になってます。FRと比べて973はどうかといわれると難しいところで、973のほうがおそらくいい音だと思うのですが[誰?]
で、FRでの設定が80hz +8dbなので周波数は違えど増幅加減が一緒なのでloudnessのスイッチを入れているわけです。それでも1時くらいまではbassノブを回してますが(ヘッドホンだと標準(=12時の位置)でもいいんですけども、スピーカーがやはり低音を若干苦手としておりまして・・・)
TREBLEはほとんどいじってません。
まとめ:
アンプとスピーカーがアンバランスでして、カローラにV8エンジンを積んだような、もっとざっくばらんに言えばカローラにフェアレディZのエンジンを積んでしまったような、そんな印象を受けます。ピュアダイレクトの時に音が貧弱になるのも、BASS TREBLEでの化粧加減が良いからなのでしょう。つまりアンプさんがかなりがんばって安物スピーカーでもそれなりに聞かせてくれている、と。
もしそこそこの値段で良いアンプない?と聞かれたらA-973をおすすめすると思います。本機がピュア入門機に位置づけられている理由がわかりますね。
本当に「あーきもちいいー音ー」と感じることがしばしばありましたからね。
(以下、補足などです)
聞いた音源など
中島美嘉の曲8割・・・とてもよかった。中島美嘉の声が綺麗に伸びてた。
槇原敬之の曲4割・・・花水木では若干のアタック不足を感じたものの、それ以外はよかったですね。バスドラムがドンッ(don)と鳴るのが好きで、ボムン(boommm)という感じは好まない(わかりにくいですね)のですがBASSで増幅するとボンボン鳴ってしまって、FRでは割と出来ているドンッっていう音がもう少し欲しいなと。
もっともヘッドホン(ATH-A900)では全くそう感じないのでスピーカーの限界かも知れません。タンノイとかB&Wがちらつきますね!
FINALFANTASY SOUNDTRACKS
具体的にはFF8からLiberi Fataliなど他FF7,12,13を中心に数曲
Liberi Fataliは標準曲になってます。MA-500Uでも再生しておりまして、出だしのコントラバス(か?)のギロギロがどんな鳴り方をするかが評価のポイントに。
MA-500Uでも正直かなり満足のいく音質だったんですけども、しばらくしてヴァイオリンが入る場所で興ざめしてしまったんですね。
それから55秒あたりからぐわっと盛り上がる部分でMA-500Uは実力不足を感じたのですが、973ではそれがないのです。とにかく音広がりが豊かであり、奥行き感もあり、聞いていて楽しい音なんですね。シンバルの鳴り方もティンパニもとても上品で下品さが無い。これはもう本当すごいなぁと感動しましたね。ミニコンでは(FRをのぞいては)なかなか体験できないのではないでしょうか。音が飽和する部分(??つまりたくさんの楽器が鳴っている場面ということ)でもそれぞれがキチンと鳴る。本当はクラシック向きなんじゃないでしょうかね。
というわけで
ハンガリー舞曲集(Claudio Abbado: Vienna Philharmonic Orchestra)
も聞いてみた。やっぱりブラームスでしょ(本当はただチーズのCMの曲が欲しかっただけ、というか充分古い世代だわね・・・)
Hungarian Dance No. 5 In G Minor
本格的なクラシックを鳴らすとスピーカーの限界が見えてしまいますね。この曲での鳴り方はまあまあでしたけれども、本物の演奏には全然遠いと思いました(小さい頃1度だけ偽クラシックコンサート(?・・・つまりマイナーな団体が公民館で演奏していたようなやつ)を見たことがあるのです)
でも値段を考えるとおいしい音質ではありましたね。
Hungarian Dance No. 6 In D Majorのほうがそれがわかりやすくて起伏の激しい曲ですから、なかなか苦労するかなと思ったんですけども、それなりになるんですね。MA-500Uでも鳴らしましたけど、やはり音のきめ細やかさが無くて、それでTREBLEを増しますと、しゃりしゃりしてしまってとてもよくなかったのですが、973ではさしてTREBLEをあげる必要がない(といってもラウドネスで増幅してますが)のもあってか心地よいし、音抜けがやはり全然違うのですね。
でも迫力という点では今一歩。これはスピーカーの問題でしょうね。
(ヘッドホンで聴いてみたらやっぱり本物には遠いものの迫力はかなり改善されたのでやはりスピーカーの限界でしょうね。スピーカーの限界と何回書いたでしょうか)
Alesha Dixon The Alesha show
音圧が高めなこの音源もそつなく再生。とくに広がりがすごいから、スピーカーで聴いてるととても楽しいですよ。ヘッドホンで聴いた場合でもやはり広がりが感じられるので臨場感みたいなものは少し感じられると思います。
低音が派手だとよりかっこいいので個人的にはラウドネスONで聞くのが良いと思いますね(音量が11時以下ならば)
Snoop Dogg feat. Pharrell Drop It Like It s Hot
アリケンのOP曲。これも低音評価用音源になりつつある。MA-500Uに比べると迫力は増しましたね。ピュア向けだからこの手の音源は苦手かと思ったらそうでもなく、とくにヘッドホンで聴いたときのバスドラムの響きは最高ですね。
最初2段階バスドラムの音が下がっていくのですが、ヘッドホンではそのいずれも充分鳴らしてくれます。MA-500Uでの再生時でも特に不満を感じることはなかったのですけれども、こちらはbass増幅の幅が広いので“味付け”をすることも可能で、そこが良いですね。ラウドネス+8 と -10~10でいじくれるのは強いです。
低音大好き派にもおすすめできます。
接続など
[A-973]---RCA---[46ZX9000]---HDMI---[PS3](PLAYER)
実はこういう接続です。テレビにつないでいるのはその方が都合が良いからです。
(テレビに音声出力機能がありまして、テレビにつながっている機材すべてをアンプに送れるため重宝しているというわけです)
だからこそHDMI連動などいらぬと言っているのですが、ということはピュアとはほど遠い環境であるということなんですね(ケーブルで音が変わるという人から見たら卒倒する接続環境だとおもう)
ケーブルはノーマルのまま。電源も国産品ですけどPanasonic電工の安物タップ(笑
まあテレビのスピーカー代替が目的なのでそういう環境なんですけど、もったいないなぁとも思いますね。特に現在の環境だけどPS3単体で音が出せない(テレビの電源を入れる必要がある)ので結構不満です。だからこそ光オーディオなのですがアンプはRCAでしか受け取ってくれないので悶々とするわけです。
というか単品CDプレイヤーが欲しくなりましたね、買いませんけど。
このひどい環境(一応極性は管理しているけど・・・)でもかなり良い音質を聞かせくれるA-973最高ですね。
今日のマミ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ずーっと僕の部屋で寝ているマミ、とサビ。本当猫たちにとっても居心地のいい部屋らしくてだいたい集まってます。
でもその理由が最近わかってきました。この部屋冗談抜きに暖房つけて無くても暖かい。。。今何もつけてませんが、温度計は24度になってます。。。なにこの部屋・・・。
雑談
水樹さんの曲聴きながら(作業用BGM)過去の日記(2003,2004,2005)を読んでいたらすげー面白い。
たぶん書いた人の特権(?)過去は美化されるからだろうか。小説を読んでいるような気分になった(それはそれほど描写がうまいというわけでなく、やはり体験した事というのは割とリアルに思い出せるからだろう)
なんやかんやいって楽しんでたんでしょうかね。今もいつか未来の自分が美化してくれると良いけど。
・・・また、買ってしまいました。これで一応テレビ周りの整備はいったん終わりの予定です。やっとりそうのしすてむがてにはいったぞ!
おっさんですなぁ~。ほんと。それか究極の暇人ですね・・・。
物質的にはどんどん満たされていってかなしーっていう痛いことを昔、日記で書いたことがあるんですけど、今でもその思いは継続。
まあこのアンプは人気がそこそこみたいなんで自分語りなんてしないでさっさとレビューしたいと思います。
まず全体的な説明。
写真1枚目は届いた箱の様子。田舎電気店で約5万の品がAmazonだと半値以下。そりゃもう、Amazon.co.jpを使わないわけがないのでAmazon.co.jpで購入。
届いたのは2月28日。偶然にもぴったり一月前にスピーカーも購入。
意外と大きいです。ネットでの評判も同様で、質量としては良い感じ(約9kg)いい音が鳴りそうな雰囲気がする(笑
2枚目は設置後の様子。ラックの左下、元々PS2(使ってなかった)があった場所に入れました。本当は筐体の色は黒がよかったです。幅が意外とあってきつきつでした。
メンテナンス用にネットワークハブもおいていたけど取り回しを変更して裏側に回さなければならないなど、単純な入れ替えのつもりが予想以上に手間になって苦労しました。
3枚目は全体像。おまけ的にライトニング軍曹のステータスも付け足しておきました。100時間やってまだクリアしてないところからしてFF13を結構楽しんでいるのかも(ちなみに物理攻撃ではファング姉の方が若干上)
なぜA-973にしたか。
そもそもD-108Eというスピーカーを買いまして、これもONKYO製なんですけれども、それにMA-500Uというアンプをつないでました。これで音質は満たされていたのですが、MA-500Uは縦置きしかできず、ラックに収納できないため、横置き型のアンプが必要になりました。
当初AVアンプを検討していました。なぜならHDMI連動が気になったからです。
しかしながら次の理由で伽かになりました。
1.寸法に合うAVアンプが少ない(高さ140mm以下)
2.あっても高額
3.HDMI連動自体大して使ってなかった
4.音質調節機能が複雑すぎていい音、というものが作り出せるか疑問だった。
で、てきとーにみてたらA-973があったと。
比較した機種
A-973は早々に本命になったが、A-933と非常に迷った。そもそも2機種は傾向が違うようだが(A-933はコンポの上位機種的存在、973はピュアコンポーネントで廉価版的存在)コンポ的味付けで充分な、というかピュアが濁りを嫌うから、テレビ周りにはある程度派手な味付けが必要と考えいた自分としては973が特に低音域についてどれだけ出せるかというのが最大の疑念になりました。
とくにトーンコントロールのBASS機能が973では100hzを増幅されるのに対し、933は100hzと80hzを増幅させる機能があり、MA-500Uで82hzの増幅に若干不満を持っていた自分としては933が魅力的に映ったのです。
だがしかし、そんなに金はねぇ!というか933は買ったスピーカーがさらに2つ買える値段である
ばからしいではないですか。じゃあ973でしょう、ということで973になりました。
さて、音質についてやっと話します!冗長気味でごめんなさい!
A-973の実際
一言で言えばまったく不満が見つからない、わけじゃないけど(笑
でも上でごちゃごちゃ悩んでいたのは杞憂だったと思う。
アンプを買えただけでD-108Eという安トールボーイスピーカーの性格が変わったのは面白かったです。D-108Eの音についての評価は、実際最初にMA-500Uでレビューしたときと大きな変化はないので、詳細については
http://14421.diarynote.jp/?day=20100128
を読んで欲しいのですが、スピーカーのせいで低音のアタックが若干弱いかと思っていたら、それが結構改善されたのは嬉しかったですね。
槇原敬之の花水木、終わりあたりのバスドラムの鳴りについては、やはり物足りなさを感じますね。なんというかパワーがあるのはわかるんですけども、全体として優等生の音読のような音質です。
でも気持ちいい音だなぁと思ったのが買ってから何度もあったんで、そういう意味ではいいアンプだと思いますね。MA-500U時代は全体的に音が延びていない、とくに中音から高音の鳴り方がやや安ぽいっていうか、質感が足りないと書いた気がしますが、それが改善されました。まあスピーカーの値段なりの音ではあるんですけれども、質感と音の広がりが増したように思いましたね。
前はスピーカーで詰まっていたような感じだったのですがそれが綺麗に分割されて、それは中華料理店のチャーハンと素人作のチャーハンみたいなものですかね、そういう感じ。一粒一粒がコーティングされたように、ばらばらとなるプロのチャーハンにたいして自分なんかが作るとどうしてもべちゃつく。
まあうまいんだけど、どっちも。でもやっぱりプロの作る方がもっとおいしいですよね。
パワーについては、おそらくD-108Eを稼働させるのに充分な力を持ってますし、MA-500Uでは力不足と感じた部分についてもしっかりならしてくれます。
ジャンルも結構幅広く楽しめまして、派手なロックやテクノは苦手かなと思ったのですが、かなり気持ちよく鳴ってくれます。
まあ過度の期待は禁物なんですけども、この低価格でこれくらいの音質はたしかにお買い得かも知れないですね。ただ唯一、もっと良いスピーカーを欲しくさせるのはいかんね(何言ってんだか・・・)
本当はもっと高ーーーいスピーカーにつないでやると良いみたい。レビューサイトでも高級スピーカーとの接続記事ばかりでした。でも本体価格より安いスピーカーでも逆に余裕を持って鳴らしてくれますから、ちょっとオーバースペックかなと思ってもおすすめです。
ただやっぱり光オーディオ、デジタルオーディオ接続端子が欲しかったですね。
あと、リモコンのIDがFRと同じなのか、連動して動いてしまってちょっと不便です。
それとボリュームノブをもう少し固めにして欲しいですね。ちょっと緩い。
価格com風なレビューをすれば
デザイン ★★★★(1つのマイナスは筐体の色)
操作性 ★★★ (リモコンがFRとかぶって同時操作になることしばしば)
音質 ★★★★★(4.8位が本当のところ)
パワー ★★★★★
機能性 ★★★★(SuperBass欲しかったです、まあ無くても良いくらいの低音だけども)
出入力端子★★★★(オプティカル端子があったなら・・・)
サイズ ★★★★★(ピュアコンポーネントはこれくらいでかくなきゃロマン無い)
現実的な音量での音質
とても満足してます。おそらくこの手のアンプだと御法度(?)かもなloudnessフル活用。loudnessとは音量が小さめのときに自動的に高低音を増幅(973では100hzを+8db 10kHzを+4db)機能ですけども、これを常用してます。
FR-SX9aというミニコンの音がだいたいの基準になってます。FRと比べて973はどうかといわれると難しいところで、973のほうがおそらくいい音だと思うのですが[誰?]
で、FRでの設定が80hz +8dbなので周波数は違えど増幅加減が一緒なのでloudnessのスイッチを入れているわけです。それでも1時くらいまではbassノブを回してますが(ヘッドホンだと標準(=12時の位置)でもいいんですけども、スピーカーがやはり低音を若干苦手としておりまして・・・)
TREBLEはほとんどいじってません。
まとめ:
アンプとスピーカーがアンバランスでして、カローラにV8エンジンを積んだような、もっとざっくばらんに言えばカローラにフェアレディZのエンジンを積んでしまったような、そんな印象を受けます。ピュアダイレクトの時に音が貧弱になるのも、BASS TREBLEでの化粧加減が良いからなのでしょう。つまりアンプさんがかなりがんばって安物スピーカーでもそれなりに聞かせてくれている、と。
もしそこそこの値段で良いアンプない?と聞かれたらA-973をおすすめすると思います。本機がピュア入門機に位置づけられている理由がわかりますね。
本当に「あーきもちいいー音ー」と感じることがしばしばありましたからね。
(以下、補足などです)
聞いた音源など
中島美嘉の曲8割・・・とてもよかった。中島美嘉の声が綺麗に伸びてた。
槇原敬之の曲4割・・・花水木では若干のアタック不足を感じたものの、それ以外はよかったですね。バスドラムがドンッ(don)と鳴るのが好きで、ボムン(boommm)という感じは好まない(わかりにくいですね)のですがBASSで増幅するとボンボン鳴ってしまって、FRでは割と出来ているドンッっていう音がもう少し欲しいなと。
もっともヘッドホン(ATH-A900)では全くそう感じないのでスピーカーの限界かも知れません。タンノイとかB&Wがちらつきますね!
FINALFANTASY SOUNDTRACKS
具体的にはFF8からLiberi Fataliなど他FF7,12,13を中心に数曲
Liberi Fataliは標準曲になってます。MA-500Uでも再生しておりまして、出だしのコントラバス(か?)のギロギロがどんな鳴り方をするかが評価のポイントに。
MA-500Uでも正直かなり満足のいく音質だったんですけども、しばらくしてヴァイオリンが入る場所で興ざめしてしまったんですね。
それから55秒あたりからぐわっと盛り上がる部分でMA-500Uは実力不足を感じたのですが、973ではそれがないのです。とにかく音広がりが豊かであり、奥行き感もあり、聞いていて楽しい音なんですね。シンバルの鳴り方もティンパニもとても上品で下品さが無い。これはもう本当すごいなぁと感動しましたね。ミニコンでは(FRをのぞいては)なかなか体験できないのではないでしょうか。音が飽和する部分(??つまりたくさんの楽器が鳴っている場面ということ)でもそれぞれがキチンと鳴る。本当はクラシック向きなんじゃないでしょうかね。
というわけで
ハンガリー舞曲集(Claudio Abbado: Vienna Philharmonic Orchestra)
も聞いてみた。やっぱりブラームスでしょ(本当はただチーズのCMの曲が欲しかっただけ、というか充分古い世代だわね・・・)
Hungarian Dance No. 5 In G Minor
本格的なクラシックを鳴らすとスピーカーの限界が見えてしまいますね。この曲での鳴り方はまあまあでしたけれども、本物の演奏には全然遠いと思いました(小さい頃1度だけ偽クラシックコンサート(?・・・つまりマイナーな団体が公民館で演奏していたようなやつ)を見たことがあるのです)
でも値段を考えるとおいしい音質ではありましたね。
Hungarian Dance No. 6 In D Majorのほうがそれがわかりやすくて起伏の激しい曲ですから、なかなか苦労するかなと思ったんですけども、それなりになるんですね。MA-500Uでも鳴らしましたけど、やはり音のきめ細やかさが無くて、それでTREBLEを増しますと、しゃりしゃりしてしまってとてもよくなかったのですが、973ではさしてTREBLEをあげる必要がない(といってもラウドネスで増幅してますが)のもあってか心地よいし、音抜けがやはり全然違うのですね。
でも迫力という点では今一歩。これはスピーカーの問題でしょうね。
(ヘッドホンで聴いてみたらやっぱり本物には遠いものの迫力はかなり改善されたのでやはりスピーカーの限界でしょうね。スピーカーの限界と何回書いたでしょうか)
Alesha Dixon The Alesha show
音圧が高めなこの音源もそつなく再生。とくに広がりがすごいから、スピーカーで聴いてるととても楽しいですよ。ヘッドホンで聴いた場合でもやはり広がりが感じられるので臨場感みたいなものは少し感じられると思います。
低音が派手だとよりかっこいいので個人的にはラウドネスONで聞くのが良いと思いますね(音量が11時以下ならば)
Snoop Dogg feat. Pharrell Drop It Like It s Hot
アリケンのOP曲。これも低音評価用音源になりつつある。MA-500Uに比べると迫力は増しましたね。ピュア向けだからこの手の音源は苦手かと思ったらそうでもなく、とくにヘッドホンで聴いたときのバスドラムの響きは最高ですね。
最初2段階バスドラムの音が下がっていくのですが、ヘッドホンではそのいずれも充分鳴らしてくれます。MA-500Uでの再生時でも特に不満を感じることはなかったのですけれども、こちらはbass増幅の幅が広いので“味付け”をすることも可能で、そこが良いですね。ラウドネス+8 と -10~10でいじくれるのは強いです。
低音大好き派にもおすすめできます。
接続など
[A-973]---RCA---[46ZX9000]---HDMI---[PS3](PLAYER)
実はこういう接続です。テレビにつないでいるのはその方が都合が良いからです。
(テレビに音声出力機能がありまして、テレビにつながっている機材すべてをアンプに送れるため重宝しているというわけです)
だからこそHDMI連動などいらぬと言っているのですが、ということはピュアとはほど遠い環境であるということなんですね(ケーブルで音が変わるという人から見たら卒倒する接続環境だとおもう)
ケーブルはノーマルのまま。電源も国産品ですけどPanasonic電工の安物タップ(笑
まあテレビのスピーカー代替が目的なのでそういう環境なんですけど、もったいないなぁとも思いますね。特に現在の環境だけどPS3単体で音が出せない(テレビの電源を入れる必要がある)ので結構不満です。だからこそ光オーディオなのですがアンプはRCAでしか受け取ってくれないので悶々とするわけです。
というか単品CDプレイヤーが欲しくなりましたね、買いませんけど。
このひどい環境(一応極性は管理しているけど・・・)でもかなり良い音質を聞かせくれるA-973最高ですね。
今日のマミ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ずーっと僕の部屋で寝ているマミ、とサビ。本当猫たちにとっても居心地のいい部屋らしくてだいたい集まってます。
でもその理由が最近わかってきました。この部屋冗談抜きに暖房つけて無くても暖かい。。。今何もつけてませんが、温度計は24度になってます。。。なにこの部屋・・・。
雑談
水樹さんの曲聴きながら(作業用BGM)過去の日記(2003,2004,2005)を読んでいたらすげー面白い。
たぶん書いた人の特権(?)過去は美化されるからだろうか。小説を読んでいるような気分になった(それはそれほど描写がうまいというわけでなく、やはり体験した事というのは割とリアルに思い出せるからだろう)
なんやかんやいって楽しんでたんでしょうかね。今もいつか未来の自分が美化してくれると良いけど。