見てきた。 [1914号]

2007年5月14日
見てきた。 [1914号]
本日の日記
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*初雪の恋パンフレット(撮影機材はFinePixF10)

 
お待たせいたしました。早くレビューしろと思われていた方も
密かにいたことと思います。思いたいです。
初雪の恋〜ヴァージン・スノー〜を見てまいりました。
本日は結構述べたいことがあるので半券も一緒に撮りました。
本当に見てるぞ、という証明用に。

見てきた場所はMOVIXさいたま。僕御用達のあの映画館です。
他の映画館でもいいし、そちらの方が近いんだけども
MOVIXの設備が好き。そんな理由で使ってます。

帰宅したのは午前11時で、本当は見に行くかかなり迷いました。
韓国人俳優という時点で期待してなかったんで、
お金を取っておきたいなぁという思いと
見てる場合じゃないだろう、というもっともらしい理由と。

でもこの映画を映画館で見られるのは今しか無いと思うし、
もやもやとしてるくらいならば、一発あおい映画を見て
すかっとそのもやもやを抜いた方が勉学にも力が入るだろうと
そういう思いもまたありましたので、結局見てきました。

電車に乗るまでかなり迷いましたけども・・・。
ちょうどパスモをチャージしたので逆に使いたくなかったのです。

まあ、その辺の話はあとで書きます。まずは映画の話。

S T O P !

これより下、本編について触れます。ネタバレもします。
事前に映画の概要さえも知りたくないという方はここで読むのを
おやめいただくか、雑談話まで飛ばしてください。

C A U T I O N
△基本的に感想文なので100パーセント主観です。
映画について良い評価しか読みたくないという方はここで読むのをやめてください。

↓読み飛ばし始点
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では、はじめます。

キム・ミン(以下ミン)と佐々木七重(以下七重・あおい)の出会いから
この映画は始まります。恋の始まりってやつですね。

まずねーなんだそのあり得ない出会い方、とつっこみを入れたね。
いやー良いんですけど。自転車で転んでたどり着いた
神社に、おお宮崎あおいじゃねーかって俺の妄想よりひどいぞ(笑

・・・失礼。飛ばしすぎ。

でもまあ映画っぽい脚色といえばそう。

宮崎あおいの京都弁がかわいい。宮崎あおいについては
宮崎あおいだけであとで語るからこのくらいにしときますが。

おみくじをきっかけに話すようになる2人。
ミンは転校生で、その学校に七重が!!
どんだけベリーラッキーなんだよ、おい(’A`)

まあ、それは脚色ry\(^o^)/

こんなことしてたらきりがないから、もっと抽象的な話をします。

作品のはじめから終わりまで、やっぱり純国産の映画とは
雰囲気が違いましたねー、はっきり言って薄すぎる。

この作品はどんだけ偶然という部分でストーリー動かしてるんだよ、このボケが、
とでも言いたくなったのは事実。
ただ、君を愛してるに見られる伏線もあまりないし・・・。

韓国人の俳優の演技は意外と好きな方だった。
ああいう明るい人は本当にいそう。

宮崎あおいがぐいぐいと引っぱられて、
良いところで宮崎あおいの心情的事情により
2人が一時的に離れちゃうんだけど、そこら辺の切なさの演出は
よかった。だけどももう少しがんばりましょうとは言いたい。
なんていうのかなー、この映画の方向性がいまいちピント来ないんですよ。

好きだ、みたいに2人の揺れ動きだけを前面にもってくる?
それともこんな恋したい、と思わせるような
恋愛を主導にする?(ただ君)

韓国、韓国と、そこが特別作品中では協調されなかった点と、
くだらない歴史の話が出てこなかっただけすばらしいと言えるが、
じゃあ普通の映画として見直したときに
この作品がよいと言えるのか?と聞かれると・・・。

七重とミンの心の動きと演技は確かに魅力的だった。
本当に明るいシーンでは健全な2人がはしゃぐ姿が印象的だし
ちゃんと京都の良さも生きてる。
宮崎あおいが元来持つ美しさと歴史ある京都府の融合ですやん(・・紳助?)

神社か寺(忘れた)の縁側。イメージとしてはマッキーの
Cicadaのジャケットが近いが(わからん例えだな)
そんな縁側でミンが左、七重が右になって腰をかけて
七重がそっとミンに寄り添うシーンはゾクゾク来た。
あ、俺こんなシーン生きてるうちで絶対無いわ、という思いと
単純な青春とは区別された美しさがあった。
(七重はミンよりも大人びている設定だけど
やっぱり高校生は高校生という感じ)

ただ、先も述べたとおり、七重からある理由で
ぐっとミンから離れるんだけど、それってそんな泣いちゃうほど
大きな障壁か?と思った。もっとお互いにわかりあえてれば
よかったのに・・・
(ただ、それは七重の古来の日本人らしさ(自分の本音を打ち明けない)を強調するための演出とも考えられるが)

純情ぎらぎらな女の子七重の家庭がやっぱり荒れてたときは
飲んでたコーヒーを吹き出すかと思った。ありきたりすぎ。
昭和50年代の映画か!と思った。

薄幸の美女である七重と謎の留学生ミン。

七重がミンから姿を消したとき、すぐに韓国に帰国してる
ミンが謎すぎる。なんのために日本に来たんだよwwwwww(←これは笑いマークではなく草です)

あと、もっと謎だったのが、七重が結局得意な絵で
名を上げて、ソウルで再会するシーン。

こんな会話がある。

ミン
「ダーチョゲェ、イプソヨー、ハムニハシムニカ」

七重
「イェーヂェー、イムソヨー、ハニカムハシムニカー」

なんだこの矛盾!(わかるかいな・・・)

すみません。ネタでした。

ではまじめに。ソウルでついに再会する2人。
でもミンは突然消えた七重を許せないらしく
ついつい喧嘩して別れてしまう。いやそれはわかる。
素直になれないかわいそうなミン。うんうん。同情する。

しかし帰宅したミンは七重からもらった思い出の品とか
自分の作品を次々と破壊しはじめる。
おいおい・・・

七重からもらった絵を破くシーンは観客の涙を誘っていたようだが
僕は

「破くの遅すぎwwwwwwwwwwwww(←草です)」

と思った。

七重が消えても絵を持ってたってことは、七重を思ってたんだろ?
絵を見て改心して素直なままの自分で七重とあおうって思うんだったら
わかる。今頃絵を破かれてもなぁ・・・・。七重は忘れようってか?
おいおい、せっかくソウルにいるのに・・・。

そのあと、奇跡的に2人を結ばせる運命的なおみくじを
発見してお互い素直になりあって終了だったが・・・。

なんかなぁ・・・。

もう少し観客を驚かすような展開を用意してほしかった。

かなり緊縛したシーンはありましたので
(七重の母の男が家に上がり込んで七重に凄みをきかすシーンとか・・・おいおいそこまで行ったら
次のシーンではなぜか着衣がぼろぼろの七重がいるはずだろうが、
と思ったのは僕だけだろう・・・。
そして男性恐怖症になってミンから消えたらまさに『真昼の月』さながらですな!)

あ、そうそう、それは包丁まで持ち出してその男と戦う
シーンだったんですけど結局刺す、刺されるといった展開もなく
ぺろっと2年後の七重から
『あの男は別の犯罪で捕まった』と語られただけだった。
どうやってあの危機を回避したんだろうか・・・。

ソウルで再会するシーン。
七重が絵の個展を開いているわけだけど、日韓の文化交流の
一環としての事業、という設定だった。

七重の絵が飾られる。最後クライマックスでこの絵が
もう一度登場するのだが・・・。

(見てない人にはちょっと読みづらいですよね、すみません
思い出しながら書いてるんで・・・)

さっき、ミンが素直になれずに、と書きましたが、
七重の絵をみて七重が実はずっと自分のことを思ってくれていたんだ
ということに気づくのです。

いろいろな絵の中でひとつの絵にカメラがパンする。
そこに書かれていたのは、なんとミンの似顔絵
ミンはそこで気持ちに気づいてぼろぼろと涙を流すのです。

ん?

もう一度。

いろいろな絵の中で一枚だけにカメラがよる。
ミンがそれをみてそこに描かれている自分の似顔絵をみて
涙を流す。

そしてバックには恋愛写真が(ry

玉木君が演じたあの名シーンに似てる。
(玉木君版はこんな感じ

いろいろな写真の中で玉木君は一枚の写真を見つける。
そこには成長した静流がいた。
そこで玉木君は全てを知ったのです。ずっと愛してくれていたことも、
大人になれなかった理由も、大人になるという話が嘘じゃなかったことも
で玉木君号泣)

宮崎あおいは展示会好きねー。
心理背景が違えど、似ている点がひっかかった。
宮崎あおいも少しは思わなかったんだろうか?
思わないよね。。。

まとめ。

こんな人におすすめの映画です。

宮崎あおい好き。
イ・なんとか好き(検索避けのためにあえて書きません)、
純粋な心の持ち主。
少なくとも黙って韓国ドラマを見られる人
(ツッコミを入れた時点で見るのには不適格)

まあ僕が指摘した点は、悪いと言うよりは
おもしろいと思う部分であって、そこが悪いとは思わんです。
これだけ日記を熱く書いたのも久しぶりだし、
そう言う意味では充分楽しめる映画なのかもしれません。

星と数字で表すと

★★★☆☆(3.4)
(前々作、「ただ、君を愛してる」の評価は
★★★★☆だから実は評価はそんなに大きくは違わない)

くらいでしょうか。ちなみにカップル向けかどうか
という点ですが、僕はちょっと違うと思う。
むしろただ、君を愛してるをTSUTAYAで借りて見なさい、
と言いたい。

一応韓国なので一言書き加えておきますが、
政治的イデオロギーは一切ありませんでした。
純粋な恋愛映画です。

別視点:ここから先、宮崎あおい偏向。

宮崎あおいがミンの同級生役、すなわち高校生役で出てきたときは
コーヒー吹くかと思った。

ちょwwwまだやんすか(高校生役)wwwwwサーセンwwwww(←これは笑いです)
でもね、全然違和感ない。うんそうだね、プロテインだね。
・・・。

・・・パッション好きかも(’A`)

ともかく、この映画での宮崎あおいはすばらしかった。
なんて言うのかなー、すごいよ。高校生ですよ。
チョーヤ梅酒のCM出てるのに高校生ですよ。

宮崎あおいと姉妹役の人がいたが宮崎あおいが姉で
その人が妹。え?逆だろ?って思ったのは観客の中でもたぶん僕だけ。

100パーセントあおいじゃないし、むしろミン役の人が出ている
時間の方が長いんじゃないか、と感じたけど
宮崎あおいが出るシーンはすばらしい。Very Good.
たくさんの悩みを抱えて海辺を歩くシーンの切なさの描写は
宮崎あおいだからこそ、ならではと言えるね。

宮崎あおいが東京弁以外をしゃべっているという点でも
かなり評価が高い(不自然だけどな)

ハングルについてはよくわかんない。
だけど

雨という単語を教えあうシーンで

あおい
「あっ、雨・・・」

ミン
「あ・・め?」

あおい
「うん、雨」

ミン
ピィ(訳:雨)・・・」

あ、だからあの歌手は「ピ(Rain)」っていうんだ・・・
とはじめて知った瞬間だった。どんだけー、である。

ピってペとかポとかソみたいな一文字系名字だと思ってた。
ひとつ賢くなった!

雨の中駆け抜けてきたのでびしょぬれになったため
風呂に入って出たあとのシーンありー
濡れシーン(雨に)ありー
ともかく、ただ、君でそこら辺が気になった方にも
満足させるシーンがとりあえずいくつかあります。

Yahoo映画の評価の『宮崎あおいプロモかと思った』という
指摘はあながち間違いではないですね。
いろんな表情・衣装がチェックできます。

あおいオタク向け推奨度(☆式)

衣装
★★★★☆
お話
★★★☆☆
パンフレット
★★★★☆
京都弁
★★★★★
映像[可愛さの度合い]
★★★★★★★・・・・・★★(←十三億五千万七百二十一個目)

まあ感想はこんなもんです。

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↑読み飛ばし終点

さて映画館までの話。

ついに映画館をひとりで行っちゃいました。
当たり前じゃん?って言う人もいるでしょう。いやそうなんですけど。
ひとりでできることがまた増えた。
(とりあえず今できる「ひとり」
ひとりコンサート参加
ひとり参拝
ひとりコーヒー
ひとり旅・・・)

今更だけど、僕はひとりで生きたいと本能的に思ってるのかもねー
ああいや、誤解なきように、別に人とかかわることが
嫌だって言ってるわけじゃないんですよ。むしろ
もっと人脈を広げたいです。そういう気持ちとは裏腹にっていう意味。

ひとりで映画、しかも恋愛映画ってもう死んだ方が良いですよね。
・・・と思ったが(真田君にしか伝わらないネタ)
料金を払うときに料金表見たときに思わず震えたわ。

「小学生/中学生、高校生/大学生、一般・・・
・・・居場所がない\(^o^)/」

当たり前だけど浪人生料金は無かった。
一般なのか?と思ったけど、電車は通学定期だし、
一応法規上は学生の扱いだと思うんだけど・・・。

というわけでカウンターのお姉さんに通学定期を見せて
通用するか試してみた。

そしたら
「次回は(通学定期ではなく)学生証をお持ちくださいね」
とにこやかに対応してくれて嬉しかったのだが、
僕はむしろ
「次回は(ちゃんと大学が発行する)学生証をお持ちくださいね」
と聞こえて、先ほどとは違う震えがした。

お姉さんに、
「どの座席がよろしいですか?」
と聞かれたので

「どこでも良いです」
と答えるとお姉さんは親切にも

「では一番見やすい席で・・・ちょうど真ん中のここが開いてますよ、いかがなさいます?」
と一番見やすい席を取ってくれた。

映画館の会場のX軸の中心、Y軸の中心。
本当に真ん中の席になった。ちょっと嬉しかった。
予備校講師が言っていたように、確かに客ががらがらだと
さながらホームシアターみたい。

映画が始まる前に、パンフレット購入。
僕のろれつが回ってないらしく、え?って聞き返されたのが
悲しかった。ごめん。最近カピバラ(晴信)のモノマネにハマってるもんで・・・。

月曜日ということもあるだろうが会場の客はかなり少なかった。
逆に嬉しかったけど。でもカップルの目が冷たかった。
ごめんね、京浜東北線の209系でコクーンなんかきてごめんね(’A`)

右も左も誰もいない!
映画を見るには充分すぎる環境だったね。
時間が空いたらひとりで映画見に行こう・・・。
ちょっとハマりそう(もちろん来年以降の話だけど)

悲しい夏は見に行くだろうなぁ。

△ここまで1字1句漏らさず読んでくださった方へ

本当にありがとうござました。優しい方ですね。

今日のマミ
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マミのむだ毛取りにハマり中。
マミもなかなか気持ちいいみたいで、毛取りに協力してくれます。
集めた毛を捨てるときが一番充実感を得られるね。
ああこれだけの毛の拡散を防げたな、と。

寝る前にひとりごと
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
本当にホームシアターみたいな気分で、映画の世界に飲み込まれていた。
映画館ってやっぱりいいね。映画は映画館で見るべきでしょう。
でも、笑いタイミングは自分で決定したいし
他人のポップコーンを食い散らかす音も聞きたくない。
だからホームシアターほしいね。。。無理だけどさ

映画館の巨大スクリーンよりも、やっぱりサラウンドシステムに惹かれる。
ソースが2.1chでも自宅と映画館じゃ聞こえ方が違うんですよね。
きちんと計算された場所で聞く音楽とかセリフは
光ってるよね。本当。

でっかい画面で2時間程度宮崎あおいを見ていたせいか
思わず帰宅したら:pRessのパーミッションを6-4-0にしようかと思いましたね。
宮崎あおいの方が中島美嘉より可愛いと、映画を見てたときは
思わず思ってしまった!

でも、帰りの電車でYes聞いてたらやっぱり中島美嘉が(ryとなりましたが・・・。

宮崎あおいが高校生役をやったことにやはり驚いてて
とどのつまり僕は幼顔の人が好きなのかなぁ、、、と思ってしまいました。
じゃAKB48のライブでも行ってくるかね\(^o^)/
宮崎あおいより老けてるメンバーいないか?