本日の日記

いやいやいや、水曜日にきっちり感想文書こうとは思っていたんですけど、無精さが出てしまいました。いい訳はしません。完璧なさぼりです。

さて新曲の話。あえてFOCUSから語らせてください。

なお歌詞を求めてこの日記に来た方はこちらをどうぞ
FOCUSの歌詞
http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND71265/index.html
歌詞の解釈は千差万別。あくまでも個人的な感想を述べたのでありまして、これが正しいのです、と言っているわけではありません。たぶん僕は変人であり無知なので、曲解だらけで困惑するかもしれませんが、お許しください。
まず歌詞から。この歌詞の解釈は大変悩みました。というのも、中島美嘉自身はひとつの解釈に絞り込むことを嫌がっているらしい旨の発言をしているからで、オリスタ最新号によると、Focusの歌詞はもっと具体性を持たせることは出来たが、あえて抽象的にして色々な解釈が取れるようにした(私の意訳ですが)と書いてありました。

それはつぎのアルバム「VOICE」で「Truth your voice」というメッセージが込められていることからも裏付けられます。つまり曲の解釈ひとつとっても、自分の思うままに受け止めて良いのですよ、と中島美嘉は主張したがっているのかもしれません。


オリスタ、で明かされたところだと、完全な男性目線であり、自分が望む男性像を投影させ、そしてCMを少し意識して主人公をオダギリジョー風にして、その彼女がいるつもりで書いた、そうです。(ということは彼女は香椎由宇?いや、そこまで深い発言ではないと思う)

しかしこの設定は実に不思議なもので、そうするとこれは純粋な恋愛の歌になるはずなのに。前半の歌詞を読むとそういう雰囲気は感じさせないのです。

次々現れ 走り抜けてく また走り出す
視界が広がる 見なかった物が見えた

呼吸がみだれ 走り抜けてく また走りだす
気づけば追い越す ものが無くなっていた

しかし実は単につき合ったり別れたりという情事を歌っているようにも聞こえます。具体的に言うとA子とつき合って別れて、その子でいろいろと教訓を得たりして視野を広げて、そしてBとつき合ってまたダメで、と。で気がついたら自分の理想を追い越す人が誰も居なくなっていた、と。

嘘さえも僕の目は容易く見抜けるんだ
だから君と出会ったとき迷わなかった

これはそのまま受け取っても良いし、主人公「僕」が嘘をつかれてきたのかも知れない。嘘さえもっていうのはある意味前半での経験を受けて、自分が彼女を「好き」と思うのに迷わない根拠の裏付けなのかもしれないですね。

君が笑顔を忘れたら
僕が代わりに映し出すいつでも
鮮やかな日々を

抱きしめるより先に今
ただ見つめていたいほどに輝く
My focus is on you.

ここ、ここもだいぶん悩みましたよ。かなり都合の良い設定を用意すると、この僕が好きな彼女は既に別の人がいて、でもそれがうまくいってなくて、相談を受けていたのかも知れない。

「最近彼とはどう?」

「大丈夫うまくいってるから・・・」

「そうなら良いんだけど(たぶん嘘でしょ、僕は嘘さえも見抜けるのだから)」

だから君が笑顔を忘れたら、僕が代わりに映し出すっていうのは、それくらいあてにして欲しい、鮮やかな日々を君と作れるくらいの覚悟はあるぞ、ということなのかも(ちょー都合いい解釈だな(笑)

My focus is on youってここをClose to youとしなかったのも面白い。あくまでも視線が釘付けってだけで、そばにいるとか、心はひとつ、みたいな事じゃないんですよね。いつだって心は君を見ているよ、とか関心を持っているよ、ってだけで(→これは中島美嘉がラジオ番組で語った、自由気ままな彼女を見守っているだけを意識した歌詞、というのに整合する)

ページをめくる 遡ってく まだ残ってる
過去に出会えた
同じ時過ごしたみたい

ここがすごく悩んだ。どういう意味なんだ?と。ページって言うのは写真のアルバムかな、とふと思ったけれど。

卒アル的なものをみててまだ残っている過去に出会えたと、マッキーでいうNo.1ですな。ところがだ、そうすると「同じ時過ごし“て”みたい」じゃないと意味がおかしい。

わ、わかったぞ。なんと今わかったwwwwwww

卒アルみたいな思ひ出のアルバムを二人で見ていた、というのはちゃんとつじつまが合う!

アルバムのページをめくっていく、彼女の過去にさかのぼっていく、そしてまだ残っている過去に出会えた、“まるで同じ時過ごしたみたい”だね、ってことだ!!
(と断定していいのか?そしてここまで考えているアホは僕だけだな)

つまり、セリフなんだ。「同じ時過ごしたみたい・・・」ちょっと気持ち悪いな主人公(笑

でもこれ素敵なラブソングやん・・・。マッキーでも書けないな。
(→君の後ろ姿っていう曲でマッキーさんラブソング書いてたね。僕泣いちゃったよ。せつねー片思いソングなんだよ!これは後述するが)

で、でで、それで

ここからは君と僕二人で作るストーリー
そうなんでも幸せは君の中にあるから

になるんですねーーー、うはーーー一人で興奮してます(笑

なるほどね。中島美嘉天才!

君が何かを願うなら
その全て叶えていけるように
僕を信じていて

ここはまあ普通に解釈ですね。彼女に僕を頼って欲しい、と男らしく言っている部分です。彼女の望みを全て僕が叶えてみせると、そう信じてくれっと。

大丈夫なんて言わないで
いつだって頼って欲しいからこのまま
My focus is on you

先ほどの前提を覚えていらっしゃいます?彼女には別の彼がいてでも不和で、主人公にそれを隠してて・・・主人公は彼女の態度が嘘だと見抜けていて、で、ここですよ。

「大丈夫」なんて言わないでよ、もっと頼ってよ、僕の視線は君を向いているんだから。

ってところでしょうか。Focusって名曲だな。中島美嘉ってやっぱり詩を作る才能が当たり前だけどあるね。もっと自信もって作詞してほしい。

歌詞のまとめ

基本的にこのFocusの人物が恋人同士なのかどうかは判然としないですね。ちょっとそうじゃないという見方をしてますが、もう少し冷静に読み直すと、付き合っているようにも聞こえる。

この歌詞の要は、「とにかくただじっと見つめていたいくらい彼女が愛おしいし、彼女の為ならなんだって出来るって言えるくらい、彼女が好き」ということでしょうか。それはサビの「君が笑顔を忘れたら~」っていう部分に良く現れてる片思いの人にとっては2番の歌詞が少々苦しいが、強引に一方通行な愛の歌とも言えなくはなくはなくはなくはない(どっち!?--ラジオネタ)

確かに中島美嘉が雑誌で語ったようにこんなに愛してくれる人は良いかも。
抱きしめるよりもただ見つめていたいだけってどんだけ好きやねん、と。


で、メロディ。

これが個人的にはかなり好き。一部ではパフュームっぽいという指摘も。
ただ、確かにあまり音楽を聴かない人にとってはそう感じてしまうのかも知れませんが、僕からしたら全然それっぽいという感じは受けませんでした(一時期実はそうかも知れないみたいなことを書いてましたが、明確に否定します)

むしろTRUE時代の中島美嘉の歌、例えばONE SURVIVEとかTRUE EYESなんかを連想する曲作りだと思う。たぶん今度のアルバムがアップテンポな曲を多めにしたと語っていたから、それを意識した作りになっているのだと思います。実際本当の大昔はこういう感じの歌も良く歌っていたんだけどね。VOICEが出るあたりって時間がありそうでなさそうな時なのであくまで予定ですが、VOICEが出たら4作目(中島美嘉名義として、実質5作目)記念として回顧録を書きたいとは思ってます。

で、このFocusのメロディ、イントロが一番好きと言われたら作曲家の方を泣かせてしまいそう(笑

エレクトロニックな曲調です。パフュームが浮世離れというか近未来的な独創的な世界観をメロディで作り出しているとするなら、このFOCUSで用いられている電子的な音色は、単に歌詞に対しての躍動感を付与しているに過ぎず、特別な意味は含んでいないと思う。ただメッセージとして、今までの中島美嘉の曲のイメージをベースにしつつもさらに発展させた、というのが伝わってくる。それはこの曲をKATEのCM曲にしても似合いそうなことからもわかると思います(たぶん)

パフューム的というよりは、近年の槇原のメロディ傑作lose no timeの電子楽器の用いられ方に近いかな。と、マッキーファンじゃないと伝わらない表現をして逃げるのです(笑

まあ百聞は一見にしかずですよ。是非、聞いてみてください!

で、ORION.いよいよ語りますよ。

後回しにしたのは、実はFOCUSの方にみんなもう少しFOCUSしてくれるといいなっていう・・・ごめんなさい。でも良い曲なんでORIONもいいんだけど、こっちだけじゃなく、FOCUSも聴いて欲しくて先にしました。それとORIONは少し聞く時間が必要だと思って後回しにしました(だいたいこの日記を1日で完成させると思ってなかったので)

なお歌詞を求めてこの日記に来た方はこちらをどうぞ
ORIONの歌詞
http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND71266/index.html
歌詞の解釈は千差万別。あくまでも個人的な感想を述べたのでありまして、これが正しいのです、と言っているわけではありません。たぶん僕は変人であり無知なので、曲解だらけで困惑するかもしれませんが、お許しください。
なお、私はドラマは2話して見てません。良いドラマだと思いますが時間がないのです!(嘘、録画して安心してしまって撮り溜めしてる癖のせいです)

我が母曰く、
「とってもドラマにぴったりな歌」
だそうですし、
中島美嘉曰く
「ドラマを意識した曲作りになっている」
らしいので、ドラマをみてないと、本当は感想文は書くべきでないのかも知れません。ただ「ドラマとぴったりです」とか「ドラマとあってて感動した」という感想がamazon.co.jpに大量にあることからして、たぶんそれに飽きている方もいらっしゃるだろう、と想像し、あえてこのまま感想を述べたいと思います。

と、思ったけど結構不可能に近いかも(笑

流星の絆、というドラマのタイトル自体それが「流れ星数えてた」という歌詞にリンクしている用に感じてしまう。。。うむむ難しいなり。

恋愛の歌としてとるか、あるいはそれ以外か、オリスタで中島美嘉が語ったところによると「歌詞は静奈の気持ちに沿ったものだが、兄の気持ちを歌っている歌にも聞こえる」

ということで、これまた難しい訳ですよ。ドラマ見てたら簡単なんだろうな。うむ。

この歌詞で気になるのは、なぜ繰り返される「I believe」を曲のタイトルにしなかったのか?なぜORIONなのか?という点です。

オリオンについて、実はあんまりよく知らないのでざっと調べました。なるほど神話ですか。眠い・・・。昔理科の天体観測サボってからからな。

単純そうに見えて実は解釈が難しいORION、いいから早くなんか具体性をもった言葉を書けよ、とつっこんだあなたは正しい。

泣いたのは僕だった
弱さを見せないことがそう
強い訳じゃないって君が
言っていたからだよ
I believe

ここは普通に。ただI believeの解釈が気になるところ。信じるよー程度でいいのかと。そもそも何がI believeなのかが判然としないです。
(弱さを見せないことが強い訳じゃないといった君を指すと思うのが一般的だけどね)

息が冷たくなる帰り道に
ただ星が揺れている

確かめたばかりの
淡いぬくもりさえ
もう忘れそう 

人を好きになれることに
初めて気付いた 今は

泣いたのは僕だった
つながった冬の星座
この空に消えてかない様に
見つめていたんだよ I believe

一気に。息が冷たくなる帰り道にただ星が揺れている、これはいろいろ解釈がありますが、僕は確かめたばかりの淡いぬくもりさえ忘れさせてしまうほどの寒さの強調、と解釈します。星が揺れているのは、見ている自分が凍えているってことかなって。

で、人を好きになれることに気づいた今は、この飲み込まれそうな夜空に自分が消えてしまわないように、もう少し言うと、この星空のしたで飲み込まれてしまわないように、じっと見つめていたんだよ、と取りました。つまり人を好きになれたから、もっと生きたい、もっともっとぬくもりを確かめたい、と星空を見ながら主人公は思ったのかな、と。

かじかんだ手のひら
離れぬ様に いつまでもふれていたい
伝えたい言葉を繰り返すのに
また声にならない

他愛ないことで笑って
優しく包むよ 君を

ここが個人的に不思議ポイントというか、前半「弱さを見せないことが強い事じゃないんだよ」って言われた、つまり諭された主人公僕が逆に君を守る視点になってて不思議だと思った。でも良く考えると対比的というよりは、弱さを見せた上で、より一層の強さをもって、でもそれは無理に出す強さではなく、他愛ないことで笑える位の余裕をもってこれらかも優しく君を包むよ、ということかも知れないですね。
ちょっと苦しいかな?(笑

流れ星数えてた
君と出会えた奇跡が
今僕に
生きている意味を
教えてくれたから I believe

これはもうそのまま。これは人を好きになった、なれるんだということを教えてくれた君と出会えたのが奇跡で、そして好きになった以上、その思いを深めていくのが普通ですから、生きている意味を教えてくれたんだと、こう思いました。


歌詞のまとめ

恋愛の歌と取るのは少々つらいか?あるいはドラマをみたら感想が変わってしまうかも知れませんね。個人的にはこれで充分だとは思ってないのでドラマを見たらまた解釈してみます。

今のところ、実はFOCUSの男目線に近いのかなぁ、とぼんやり思っています。あたらは暖かく見守ってやるっていうのよりはもっと意欲的というか、好き、という度合いが強いけど、こちらはそれが押さえられた、どちらかというと恋というより愛に近い感じを受けました。

強さを誤解した主人公が弱さを隠すことが強い訳ではないと諭され、泣くという弱さを見せ、素直になったところで人が好きになる、ということを覚えると、そうしてもっともっと生きていたいと流れ星をみて思い、生きる意味を教えてくれた君への歌。私は君の言うことを信じる(ている)よと。

こんなところでしょうか。

メロディについて

前奏をすっ飛ばして入る曲は実は意外とあります。
「RESISTANCE(アルバム版)」「ひとり(アルバム版)」「IT’S TOO LATE」

ただサビから無音で前奏飛ばして入るのはRESISTANCE(アルバム版)だけかも。ざっとしか調べてないけど。

この入り方がいかにも冬メロだな、と当初は思ったんですけど、歌詞の全文を読むと、ここがこういう静かな入り方なのに納得。

中島美嘉自身が述べているように、少々ロックテイストの仕上がりになっていて、こういうのにありがちな中だるみを生じさせることはないと思います。

かつての雪の華のサウンドとは全然雰囲気の違う、中島美嘉の中ではかなり新しい曲の作られ方だと思いました。中島美嘉自身がロックの香りを匂わせて欲しいということでエレキギターが追加されたそうだが、それが有効に働いていると思います。

でもFOCUSほどは試験要素が無くて、まああんまり言いたくはないけど、定番の中島美嘉ソングという感じもします。雪の華とか見えない星とか好きって人は嫌いじゃなさそうな音作りになってるかと思います。

まあこれも、百聞は一見にしかずで。是非是非、聞いてみてください!

今日のマミ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
母が猫用のベッドを買うといいだした!実際のところこれは初めてのケースではなくマミに対しては何度か買ったことがあります。しかし一時的には入ってくれるもののマミはベッドがそんなに好きなタイプではないらしく、飽きると一切寝なくなると言う、そんなやつです。

だから


「無駄になるんじゃないかね」
と言ったんですが


「いやサビは気に入ると思う、そうだと思う、そうであるはずだ、そうだたぶん」


「ところでなんで同じやつを2つ持っている?」


「マミもサビも平等だから」


「マミがベッド好きじゃないことはわかりきっているのに?」


「いや、一個だけっていうのはマミが可愛そうだし、もしかしたら気に入るかも知れない」


「一応ひとつにしておけば?もしお互いが気になるようなら後で買いたせば・・・」


「いや可愛そうだ!」

と強引に購入。まあいいけどね。

で結果は・・・。


「なぜどっちも入らん!!はあ・・・猫は気まぐれだもんね」

というわけで読み通りどちらも入らなかった・・・。


「だからひとつずつにして失敗を最小にしなさいと・・・」

としばらく母と話していたのだが、それを聞いていたのかいないのか、サビが突然ベッドで眠るようになった。


「ほら読み通り」


「大きい方が寝てないですよ」


「それはもう、マミに無駄遣いは別に気にしない」

何はともあれ、サビは恐ろしく空気の読める猫なんじゃないかと、密かに尊敬したエピソードでした。

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