わからん [2290号]
2008年6月9日本日の日記
チェンジってドラマが放送中ですが、一応見てます。
たいして面白いとは思わないけど、阿部寛氏の相変わらずの3枚目っぷりが結構好きだ(笑
(結婚できない男のDVD所有・上田次郎ファンでアットホームダッドもみた)
ドラマについてつっこみたいことはやっぱり山ほどある。
やっぱり政治がそこそこ好きだし、政経も学んだしね。
でもそれは例えばただ、君を愛してる(映画)で宮崎あおいが演じた謎の病気をもつ里中静流の病気が現実に起こりうるか?
absolutely not!
と言うのと同じで、確かにキムタクがいきなり総理になるという展開はおかしいが、ウルトラマンが3分で宇宙に帰るのも妙だ。つまり、野暮な横やりになってしまうから、何も言いません。
あのドラマ見ていいなあ、と思ったのは「僕を小学五年生だとおもって説明してください」ってやつ。群衆は小学五年生レベルの政治知識しかありません、というメッセージもうがった見方をすれば受け取れなくはないけど、でもわかりやすさって大切ですよ。
皮肉なことに今は殆ど信用しなくなった自民党だって2005年の時には小泉氏の「わかりやすい言葉」で選ばれた人たち。言葉の力がいかに大きいか、実感したんじゃないでしょうか。
ただ、僕はだからといって明日から福田総理に5年生並の解説を求めたりはしません。むしろマスコミがニュースを流すときにこそ、もっとわかりよい解説を加えたらいいんじゃないかなーって思いますね。
例えばこの日記は6月11日に書いてますが、参議院で問責決議案が可決されました。マスコミの報道によると「法的拘束力はない」ということはありますが、なぜ法的拘束力が無いのか?それと内閣不信任案との違いはなんなのか?法的拘束力がないのに問責決議案を出した理由は?といった点でわかりよい解説はありませんでしたね。
せっかくなんでシロウトの僕がいい加減に説明っぽいことをします。
(なお、内容はあくまでも参考程度の精度であって、いい加減な解説は嫌い、という人は是非wikipediaで検索してみてください。本当便利なサイトです
http://ja.wikipedia.org/
いい加減な説明なのであやふやだったり抜けてたり間違えている箇所もきっとあります)
そもそも衆議院と参議院は似たようなものって言われますが、役目は微妙に違います。
衆議院は任期(=議員として働く期間)が短いです。4年間。
それに対して参議院は6年間。これは小学生でも知っている話でしょうか?
衆議院は4年の任期を終えると解散になります。また内閣総理大臣は衆議院の解散権を持ってます。
一方参議院の任期は6年。3年ごとに半数の改選があります。解散権はありません。
先ほどちらりと書いたように今は小泉氏が2005年に行った衆議院解散総選挙の結果、信託された議員によって衆議院は構成されてます。皆さんがパンダなぞいらぬ、老人を虐げるべからず、不要路線は凍結せよ、年金は保証せよ、と憤りのとおり、あのときはあれほど支持を受けたはずの議員達は今や殆どその支持がない。つまり「民意(国民の意思)」に動きがあった、ということです(詳しい人は小泉に煽動された結果、とも言うが・・・)
国民は日本で一番えらい人です。責任者は総理大臣ですが主権者は国民。国民の前に福田首相なぞ頭が上がらないのです(というのは嘘、だって福田総理も国民ですから)
さて、国民の意思が変わったとき、もっと簡単に言うと「あいつらじゃダメだ」と思ったときの気持ちを反映しやすいのは衆議院と参議院のどちらでしょう?
もちろん選挙の期間の短い衆議院です。おまけに一応解散権もあるし。
そんなわけで衆議院の優越、なんてものがあって、衆議院の方が参議院より偉い、ってわけじゃないけど、優位ではあります。
ガソリンの暫定税率が参議院で否決されたのになぜか生き返ったのは、参議院で否決されても衆議院で話し合って(両院議会とかもあるけど)3分の2以上賛成が得られれば、可決されるからなのです。そういう仕組みなのは衆議院が民意を反映しやすい、という前提があるからなんです。ちょっと不思議な話ですよネ。
(多くの国民はガソリンの値上げを望んでいたのでしょうか?)
そうすると、どうして参議院の問責決議案に法的拘束力がないのか、わかってきたんじゃないでしょうか?
民意を反映しやすい衆議院には既に「内閣不信任決議権」があるので参議院にあっても仕方がないという。もちろん厳密に理由を調べたわけではないのでそうだ、とは言いえませんが、衆議院は参議院より優越である、という点を覚えておくと、ニュースを見ていて政局の動きがよりつかみやすいと思います。
民主党の情けなさが見えなくもないけど、やはり衆議院で過半数をとって与党にならない限り、根本的に政治を変えていくのは難しいのです。
・なぜ民主党は衆議院で内閣不信任決議案を出さないのか?
ここまで読んでくださっていたならおわかりのはず。衆議院の与党(過半数の票を持っている)は自民党。自分のところのトップをクビにする案に賛成するわけがありません(でもむかーし昔、与党内で裏切りが起こりそうになったことはありましたが・・・
詳細→http://oshiete1.goo.ne.jp/qa242714.html)
・問責決議案を無視するとどうなる?
フフン。でOKつまり無視しても法的には問題ないです。がテレビを見ている国民は「いやー問責決議案が可決されてしまいましたねーフフン。そうだパンダ、パンダは白黒はっきりしてて良いですね、フフン」なんて回答ではきっと満足しないと思うし、民主党はますます調子づいていろいろやってくるでしょう。
衆議院の優越ではあっても参議院も国民の民意ですから。実は今、面白いと言えば面白い展開ではあります。
・・・ふう。日頃から好き勝手に趣味の中島美嘉語りをやってる癖に、同じく趣味の政治ものを日記に書くと、なぜか謝りたくなってくる。偉そうに書いてごめんなさい。
今日のマミ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
今日のマミの記述が役立った!
マミが避妊手術を受けたのはいつだったか?とふと思って過去の日記を参照したら2001年8月20日となっていた。そんな遅かったのか・・・。
やはり日記の記録は大切だなぁ、マミの部分については、と改めて実感しました。
で、今日のマミなんですが、最近また部屋によく来るようになって明け方、ドアを開けろーと鳴いて鳴いてしょうがないです。
はじめっから開けて寝てやれば良いんでしょうけども、ドアが開いたまま寝るっていうのがなんか落ち着かなくて・・・。
チェンジってドラマが放送中ですが、一応見てます。
たいして面白いとは思わないけど、阿部寛氏の相変わらずの3枚目っぷりが結構好きだ(笑
(結婚できない男のDVD所有・上田次郎ファンでアットホームダッドもみた)
ドラマについてつっこみたいことはやっぱり山ほどある。
やっぱり政治がそこそこ好きだし、政経も学んだしね。
でもそれは例えばただ、君を愛してる(映画)で宮崎あおいが演じた謎の病気をもつ里中静流の病気が現実に起こりうるか?
absolutely not!
と言うのと同じで、確かにキムタクがいきなり総理になるという展開はおかしいが、ウルトラマンが3分で宇宙に帰るのも妙だ。つまり、野暮な横やりになってしまうから、何も言いません。
あのドラマ見ていいなあ、と思ったのは「僕を小学五年生だとおもって説明してください」ってやつ。群衆は小学五年生レベルの政治知識しかありません、というメッセージもうがった見方をすれば受け取れなくはないけど、でもわかりやすさって大切ですよ。
皮肉なことに今は殆ど信用しなくなった自民党だって2005年の時には小泉氏の「わかりやすい言葉」で選ばれた人たち。言葉の力がいかに大きいか、実感したんじゃないでしょうか。
ただ、僕はだからといって明日から福田総理に5年生並の解説を求めたりはしません。むしろマスコミがニュースを流すときにこそ、もっとわかりよい解説を加えたらいいんじゃないかなーって思いますね。
例えばこの日記は6月11日に書いてますが、参議院で問責決議案が可決されました。マスコミの報道によると「法的拘束力はない」ということはありますが、なぜ法的拘束力が無いのか?それと内閣不信任案との違いはなんなのか?法的拘束力がないのに問責決議案を出した理由は?といった点でわかりよい解説はありませんでしたね。
せっかくなんでシロウトの僕がいい加減に説明っぽいことをします。
(なお、内容はあくまでも参考程度の精度であって、いい加減な解説は嫌い、という人は是非wikipediaで検索してみてください。本当便利なサイトです
http://ja.wikipedia.org/
いい加減な説明なのであやふやだったり抜けてたり間違えている箇所もきっとあります)
そもそも衆議院と参議院は似たようなものって言われますが、役目は微妙に違います。
衆議院は任期(=議員として働く期間)が短いです。4年間。
それに対して参議院は6年間。これは小学生でも知っている話でしょうか?
衆議院は4年の任期を終えると解散になります。また内閣総理大臣は衆議院の解散権を持ってます。
一方参議院の任期は6年。3年ごとに半数の改選があります。解散権はありません。
先ほどちらりと書いたように今は小泉氏が2005年に行った衆議院解散総選挙の結果、信託された議員によって衆議院は構成されてます。皆さんがパンダなぞいらぬ、老人を虐げるべからず、不要路線は凍結せよ、年金は保証せよ、と憤りのとおり、あのときはあれほど支持を受けたはずの議員達は今や殆どその支持がない。つまり「民意(国民の意思)」に動きがあった、ということです(詳しい人は小泉に煽動された結果、とも言うが・・・)
国民は日本で一番えらい人です。責任者は総理大臣ですが主権者は国民。国民の前に福田首相なぞ頭が上がらないのです(というのは嘘、だって福田総理も国民ですから)
さて、国民の意思が変わったとき、もっと簡単に言うと「あいつらじゃダメだ」と思ったときの気持ちを反映しやすいのは衆議院と参議院のどちらでしょう?
もちろん選挙の期間の短い衆議院です。おまけに一応解散権もあるし。
そんなわけで衆議院の優越、なんてものがあって、衆議院の方が参議院より偉い、ってわけじゃないけど、優位ではあります。
ガソリンの暫定税率が参議院で否決されたのになぜか生き返ったのは、参議院で否決されても衆議院で話し合って(両院議会とかもあるけど)3分の2以上賛成が得られれば、可決されるからなのです。そういう仕組みなのは衆議院が民意を反映しやすい、という前提があるからなんです。ちょっと不思議な話ですよネ。
(多くの国民はガソリンの値上げを望んでいたのでしょうか?)
そうすると、どうして参議院の問責決議案に法的拘束力がないのか、わかってきたんじゃないでしょうか?
民意を反映しやすい衆議院には既に「内閣不信任決議権」があるので参議院にあっても仕方がないという。もちろん厳密に理由を調べたわけではないのでそうだ、とは言いえませんが、衆議院は参議院より優越である、という点を覚えておくと、ニュースを見ていて政局の動きがよりつかみやすいと思います。
民主党の情けなさが見えなくもないけど、やはり衆議院で過半数をとって与党にならない限り、根本的に政治を変えていくのは難しいのです。
・なぜ民主党は衆議院で内閣不信任決議案を出さないのか?
ここまで読んでくださっていたならおわかりのはず。衆議院の与党(過半数の票を持っている)は自民党。自分のところのトップをクビにする案に賛成するわけがありません(でもむかーし昔、与党内で裏切りが起こりそうになったことはありましたが・・・
詳細→http://oshiete1.goo.ne.jp/qa242714.html)
・問責決議案を無視するとどうなる?
フフン。でOKつまり無視しても法的には問題ないです。がテレビを見ている国民は「いやー問責決議案が可決されてしまいましたねーフフン。そうだパンダ、パンダは白黒はっきりしてて良いですね、フフン」なんて回答ではきっと満足しないと思うし、民主党はますます調子づいていろいろやってくるでしょう。
衆議院の優越ではあっても参議院も国民の民意ですから。実は今、面白いと言えば面白い展開ではあります。
・・・ふう。日頃から好き勝手に趣味の中島美嘉語りをやってる癖に、同じく趣味の政治ものを日記に書くと、なぜか謝りたくなってくる。偉そうに書いてごめんなさい。
今日のマミ
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今日のマミの記述が役立った!
マミが避妊手術を受けたのはいつだったか?とふと思って過去の日記を参照したら2001年8月20日となっていた。そんな遅かったのか・・・。
やはり日記の記録は大切だなぁ、マミの部分については、と改めて実感しました。
で、今日のマミなんですが、最近また部屋によく来るようになって明け方、ドアを開けろーと鳴いて鳴いてしょうがないです。
はじめっから開けて寝てやれば良いんでしょうけども、ドアが開いたまま寝るっていうのがなんか落ち着かなくて・・・。
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