本日の日記

今巷の若者たちではラノベとか携帯(ケータイ?)小説が流行っている。
だから「パソコン小説」ってジャンルはないのかと検索したら
2610件出てきた。意外とあるんだな。

あとちらっと検索して面白かったのが名作を携帯小説化しようというスレ(笑

あたしは猫。名前は未だついてない(笑

笑ってしまった。どうせネタがないし、人生終わってるから
先生と遺書を携帯小説風にしてみるか。しかし残念なことに
携帯小説って読んだこと無いんだよね。

もしもこんな先生と遺書だったら
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あたしは今大学そばの古ぼけた民家で下宿をしてるの。

ガチャ

「あー!美咲だけプッチンプリンたべてるー!」

「うーるーさーいー!!これはあたしが生協で買ってきたんだよ!」

景子はプリプリと高ぶってた。別にプリンぐらいいいじゃん。

「ねぇ、あたしもうhyde様しか信じられないんだけど、あんたはなんか特別視してるアーとかいないの?」

「特別視って景子みたいにhyde命って拝んだりしないよ、普通」

景子はhyde命らしい。

ある日一緒に池袋のISPにスイーツを食べに行ったとき

「美咲ってバカ!バカだよ!どうしてhyde様の魅力がわかんねーの?」

「hydeの身長はな!」

「あーーーーーーーーー!!!」

ズコベキグチャ・・・!!私は店の床に打ちのめされた。

あたしの心にhydeが忍び込む隙間は刹那もなかった。
というのも、あたしの下宿先にはあたしより3つ年下の子がいて
彼はギターが好きでいつもギターをかき鳴らしていたから、
それを聞くだけでおなかいっぱいだった。

彼は時々歌ったりもした。景子はそれを笑ったりした。

「あいつ、たまにhydeのコピーするけど、コードの押さえかためちゃくちゃだし
マジあたま逝かれてね?」

「・・・そんなこと無いと思うけど」

「なによー急に」

「だってがんばってるでしょ!」

私は正直に言って一目見たときから操を捧げてもいいと思ってた。

ある日、渋谷からの帰り道。

あたしは見ちゃったんだ・・・。

直五郎君と景子が一緒にいるとこ。。。

夕方、おばあさんの作ってくれたシチューとともに
直五郎くんに聞いてみた

「ねぇ・・・どうして今日は景子と一緒にいたの?」

「べつに、彼女がギターのピックを見たいっていうから」

「ふ〜ん」

「お前、なに気にしてんだよ」

直五郎はニヤニヤしてた。

あたしはむかついた!あたしの気持ちなんか知らない癖に!!

また別の日、一緒にポン・デリングを食べてる直五郎君と
景子をみた。あたしはむかむかして、直五郎君の部屋に乗り込んだ

ガチャ

「直五郎くん!!」

「なんだよいきなり入ってくるなって・・・男の聖域にさ」

「だって・・・正直に聞くけど、好きな人とかいるの?」

「好きな人?・・・さあ」

彼はまた例のにやけ顔であたしをみた。ウザイっ!!

「ただ・・・俺は今は普通に音楽作っていたいだけかな」

「もういいょ!」

あたしは部屋を後にした。


ある日、テレビを見ていると景子がやってきて
私を見て黙ってた。

「なに・・・?」

「どうしよう、あたし・・・あたし・・・・・・・・」

「なに?」

「あたし・・・」

「直五郎君、好きになっちゃった」

その告白は衝撃だった。一瞬の雷鳴が頭で響いたかと思うと、
次には鈍痛が私を支配した。脳が鉛に置換された感覚を覚えた私は
しばらく景子をぼんやりと眺めていた。景子はそのまま私の前に
ゆっくりと座った。彼女の目は真剣だった。私はまだ痛みを堪えていたが、
私は彼女に対して有効な対策があることに気づいた。すなわち、
平生のhydeに対する信仰心である。彼女はそれで私を批判した。
彼をも批判した。彼女には大きな矛盾があった。

「け、景子・・・、・・・・、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「いつも、直五郎くんのこと、hyde以下の劣化コピーにもならない歩留まりバンドマンだっていってたじゃん!」

「あたしだってわかんないんだよ!バカ!」

「・・・」

あたしはすぐに言いたかった。

あたしも彼が好きだって。

だけど言えなかった。言えなかったのは景子が大切だから。。。
・・・じゃない。

とにかくその場はお互い黙ったまま別れた。

私はベッドの上で泣いた。やっと好きな人ができたのに
両親に虐げられて祖父に財産を奪われかけたあたしが
やっとこころ許せる存在をみつけたのに!

次の日。

ガチャ

「ねえ、散歩しよう」

「散歩・・・ねえ」

あたしは苦笑いした。

上野公園まで歩いていった。

「どう思う・・・かな?あたし好きになってもいいと思う?」

「あたしに聞かないでよ・・・でも、いつもhydeしか男じゃないっ!って言ってたじゃん?」

「うん・・・そうなの」

「景子言ったよね、『たまにhydeのコピーするけど、コードの押さえためちゃくちゃだし
マジあたま逝かれてね?』って」

「うん・・・」

「バカじゃね?」

「バカだ・・・」

「あたし、おバカさんだ・・・」

「hydeを捨てる覚悟あんの????」

「覚悟?・・・覚悟ならないこともない」

それ以降景子と直五郎君の話をすることはなくなった。

ある日、景子があまりにも不自然な顔してたから
声をかけた

「景子、顔色悪いね?」

「・・・、もう隠せないからいうけど、あたし・・・」

「直五郎君の子がいるの!!」

「・・・・」

あたしは怒りに震えて直五郎の部屋に乗り込んだ

ガチャ

「どういうつもり!?」

「だが、心配のしすぎではないか」

「こんなふにゃけ野郎だとは思わなかった!」

景子は後からついてきて私をみた

「美咲・・・ごめんね、あたしなんかのために・・・」

「なにいってんのよ!子供っていうのはね、本当に愛した人の子じゃないと
幸せになれないんだよ?ううん、景子の子はきっと良い子だよ
だけどその半分が悪魔直五郎の成分だと思うと・・・」

「もうやめて・・・」

私は直五郎を好きなった自分に絶望した。

布団に入って泣いていた。

午前4時をすぎたあたり、あたしの意識はさすがに無かった。
が、ドアがぎぎっと開いた感じがしたので
何となく廊下に出てみると、奇妙なことに景子の部屋のドアも
少し開いていた。

「・・・」

妙な胸騒ぎで、その扉を開けると・・・。

「きゃーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!」

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つかれた。携帯小説の才能は無いと言うことがよくわかった。
そして夏目先生の作品は変換できない(笑

難しい・・・。

携帯小説家のみなさんを応援してます。

(本当のこゝろは:
先生の遺書はKと先生とお嬢さんの微妙な心の揺れ動きを書いた部分です。
恋愛に対して素直だった先生とは対照的に精進の道に進むというKはそれを批判してました。
お嬢さんオタクの先生はそれに反論しますが精進しない者は馬鹿者だ
とまで言われます。しかし、お嬢さんを宮崎あおいを想定するとわかるとおり
Kもまた恋の道に迷い込んでしまうのです。そして先生についに打ち明けます。
そしてKは素直に先生に意見を聞くのです。
そこで先生はKに反撃とも取れる態度を取ってしまうのです。
追い込められたKはついに・・・)

今日のマミ
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今日もいつもどおり寝ていたみたいです。
寝てました。そして僕も。
マミは気持ちよさそうに眠るけど僕は悪夢ばっかり見てます。

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