本日の日記

センター試験一日目はつつがなく終了致しました。
ぼくは航空管制・・・いや、僕は文系なので明日は不参加です。
つまり一日目の終わりというよりはセンターそのものが終了という感じです。

センター会場までは万華鏡(小学生からの友人)と一緒でした。
空模様は見事な晴れで僕は嬉しかったです。
2006年は大雪で2007年は晴れ、本年も晴れということで
僕はついている男だと確信しました。もし来年大雪だったら
僕は晴れ男なのかも知れません(あるいはpppの収録があったのかもしれませんが)

万華鏡とは東武鉄道の駅前での待ち合わせでした。
前日の電話の感じだと万華鏡は徒歩と踏んでいたので
また家の距離からしてお前は歩け、と言われたような記憶がぼんやりとあったので
徒歩で。

いつものコンビニに行きましておにぎりを二つばかり購入して
歩いて駅まで向かいました。

駅前の様相はたいしたものではありませんでしたが、
万華鏡を見つけたときになんとなく僕の気持ちは高揚しました。
そして万華鏡は自転車で来てました。
万華鏡の方も結局僕が自転車を選ぶんじゃないかとか
自転車を使う用事らしいこともあったからそうしたらしいです。

「明けましておめでとう、そして二日遅れの誕生日おめでとう」
僕が最初に万華鏡に言った言葉です。

「ああ・・・ありがとう」

「僕はダメなやつだよな、お誕生日もまともに祝ってあげられないなんて」

「いや・・・別に・・・」

僕らは目的の運用時間の10分も前に停車場[ステイション]についたため、
ベンチに腰掛けて電車を待つことにしました。
万華鏡はコーヒーを購入していたから、

「朝からコーヒーか」
と僕が言いまして、

「いや、朝だからコーヒーだろ」
と言われました。
ま、モーニングショットを思えば確かに不自然ではないですが、
実際には、コーヒーには利尿作用があるから朝っぱらから飲んでて大丈夫か?
という含みのある質問だったのです。

もっとも1つ目の科目の後は3時間の間があるので問題はないのですが、まあ。

やっぱり小学生からのつきあいなのでそこそこに話はありました。
僕の高校時代使っていた駅だったのでその懐古話だったり、
いろいろと。

で、会場。

僕は、もう少し明るいものの考えをした方が良いだろうな、
と万華鏡に言いまして、万華鏡もそうした方が良いだろう
といいました。

「そういえば、人間は上を向いてるとネガティブな事は考えられないらしいよ」
と僕、

「そうか?そんな事無いと思うが・・・」

「いや、(上を見いて)こうやるとな、本当・・・『ああお空に昇ったら楽になれるんだろうなぁ』って思えてくる」

「それってすごく後ろ向きだなwwwwwwww」

ま、適度な冗談を潤滑剤として、僕は政治経済の問題に取りかかりました。

割と簡単な問題が多くて驚いたけど、逆にそれはそれで不安になりました。
もしかして根拠無く解いてるんじゃ無かろうか、と。
でも、解はこれでいいと思うし・・・。

で、終了。万華鏡も同じ科目だったので終了し、
食堂で次の国語までを過ごすことにしました。

食堂での会話はそれはそれは色々とあってここに書ききれないくらいなので
割愛しちゃうが、試験の話よりも僕の人生オワタ\(^o^)/
話とか、趣味の話で盛り上がりました。

やっぱり万華鏡は含蓄があるねー。
おきまりとも言える僕のマイナスなものの見方、
それはこの日記をお読みいただいているならわかるとおり僕は偏屈な人間なので、
なんでもマイナスで見たがる感じがあり、そうすると大方のものの結論が
マイナス方向で出されて似たり寄ったりな感じになることも多いんですが、
それでも万華鏡は興味深い指摘をしてくれたりしました。

僕の人生の開運というか、普遍的な若者と同じく
恋人ができるのはいつなんでしょうか、と聞いてみたとき、

「じゃ逆にお前が全てを変えたとしてだな、恋人ができると思うか?」
という反問にはまいりました。

「・・・できない」

「それが答えだな」

万華鏡は僕を否定したいんじゃなく、結局は内面にも欠陥あり
ということなんでしょう。表面的な取り繕いだけではなく
もっと自分の根本的な感覚を正さないと難しい、と。

で、楽しい国語までの時間が終わり、
食堂を出ました、食堂を出るときに万華鏡の友達と会いまして
万華鏡は僕よりもずっといい男なのでその友達も皆いい男なのです。

皆が流行を取り入れた身なりでいかにも現代の若者らしいのに対し
僕と言えば頭のてっぺんからつま先まで偏屈と偏向な心と
主体性という言葉を盾に努力を怠っているファッションで・・・。

簡単に言えば、イケメン達を前に縮み上がりました。
そして人見知り傾向が強いので、まともな会話のひとつもすることができませんでした。
結局、僕は万華鏡に何も言うことなく姿を消しました。

僕は友達の友達、と友達になるのが苦手です。
この点は「ただ、君を愛してる」での静流を見習うべきでしょう。
こういうことは中学の時からあったので、
万華鏡もわかっていただろうと思ったのですが
しかしマークシートに受験番号を書いているとき、もしかして僕は
とんでもないことをしたんじゃないかと、不安になりました。

だって良く考えたらそうやって消えた行為は、
万華鏡自体の評価を下げる可能性もあるわけで、

「あの変人はなんだ?」
と僕が言われるのはかまわないですが、

「無礼者を友達にしているとは」
と万華鏡の評価が下がるのは困るわけです。

それにそうやって相手を見ている点で僕は万華鏡を信用していない
ということにもなります。もちろんそんなつもりはないですが
その態度をそんな風に解釈することも可能だと思います。
万華鏡の友人なんだからいい人なんだろう、と素直な態度で示せないで
人見知りする自分にほどほど嫌悪しました。

で、国語。

ぽかーんと古文から解いて、評論そして小説・・・。

「(な、夏目漱石先生の文章だ!)」
出典は夏目漱石、彼岸過迄。
僕は先生のこころの大ファンなので小躍りしたい気持ちでした。
先生の文体にまさかセンターで触れられるとは思ってなかったんで。

そしてまたその引用箇所がその時の僕にぴったりだった。
簡単に言うと、主人公とそのいとこの千代子(以下千代子)が主人公の母親によって
僕と結婚させられようとしているというエピソードの箇所で、
主人公(以下「僕」)はそれを嫌がっていたのです。

ある日、別荘にイケメンがやってきて僕の母親と祖母と千代子とその妹とで談笑することになって、

僕は
「二人の容貌が既に意地の良くない対照を与えた」
とか言ってまして、意訳すると僕は不細工で、奴はイケメン。
自然が反対を比較するためにわざと仕込んだ出来の悪いジョークだろーとか述べてます。

で、そのイケメンは会話もうまく、親族たちの中で唯一の他人なのに
千代子のことを幼なじみのように愛称で呼んだり、
臆することなく面白い話などをして、僕の会話の優位性はすぐに奪われて

「嫉妬したこと無いけど、なんかむかついてきた!」
と僕は思ったりするわけです。僕はとっても共感しました。
わかる!

やっぱり漱石らしいものの書き方ですよね。
この、合間、合間の自分に対する客観的な考察が好きですね。
僕自身も自分の考えにたいして反対のことを考えてみたりしますし
導き出される解は全て正しい訳じゃないけど、
こう思うのはどうしてだろう、と思うことはよくしてます。

「知らない人を恐れる僕からいわせると、この男は生まれるや否や交際場裏に棄てられて、そのまま今日まで同じところで人となったのだと評したかった(*設問箇所)」

なるほどなーって思いますよね。ま、生まれつき人と仲良くなる能力を身につけてきたんだろう
と言いたいのでしょう。
知らない人を恐れる僕・・・という点がきゅんきゅんきた。
いましがた、人見知りしてきたばっかりだったものですから。

「(漱石先生・・・感動しました!)」
と試験も忘れて夢中で本文を読みました。

このあとこの「僕」は千代子ちゃんに

「相変わらす偏屈ね貴方は。まるで腕白小僧みたいだわ」
なんて言われちゃいます。

だから、「僕」は人との接し方とか異性にたいしてすごく
純情でまじめな態度のようにみえるけど、結局は子供なんですよ。
というよりも偏屈さを肯定しようとしても結局駄々をこねる
子供と同じ。ああ、僕もわんぱく小僧だわ。

ビリヤードを「やったことないから嫌」と断っている点も
ポイント高いです(笑
新しいことにおびえてるとか読み取ると深読みしすぎだけど
この偏屈やろーはきっとそう思っていると僕は思います。
僕自身が新しい遊びとか生活とか考えにたいして恐怖を感じる傾向があって
だからこそ流行をバカにしたりする(「スイーツ(笑)」)のですが、
その行動は己の未熟さ故なんだから肯定するのはやめます。

とっても面白かった国語だがそれが終わった休み時間に
僕はすぐに万華鏡にメールを送った。

「さっきはろくな挨拶もしないで消えてすまん。夏目漱石の彼岸過迄を読んで反省した」

と。

そしたら
「バロスwwwwwwwwww」

と返ってきて安心した。そしてすぐに反省を忘れようとする自分にまた呆れもしました。

万華鏡の現代文の小説(彼岸過迄)に対する感想
「おまえの日記読んでる気分だったぜ!」

その後英語があってリスニングがあって、で、試験終了後
その感想について聞いてみたら

「いや、全体的に後ろ向きな姿勢が(僕の)日記と似てると思って」

と言ってました。また

「ああやって後ろ向き、だから夏目漱石は嫌!」とも。

いつも後ろ向きですみません。
僕は逆にシンパシーすら感じたのですが、きっと嫉妬する側と
される側の違いによる感想の差でしょう。

まあ3年以内にはもう少し性格の改善を試みようとは思いますが
結局自分の核なる部分についての変更はしそうにありません。。。

今日のマミ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
センター試験でもマミはいつもどおり。
朝見送ってくれるわけでもなくのんきに床暖の上で
ひっくり返って寝てました。
現代の貴族ですよ、マミは。

嗚呼ネタないね、苦肉の策・・・『勝手に僕も答える』
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
きょうのしつもん
「風邪を引かないように、気をつけていることはありますか?」
(あおいさんに一日一問より
http://aflac-duck.jp/aoi-ichimon/)

普段なら僕もあおい同様にとくに何もしてませんが
最近は受験のためにある程度意識はしてます。
でもインフルの予防接種もしてないし、対策といっても
軽いうがいくらいで案外強いのかもしれません。

以下、リアルタイムで更新した時の日記
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
一時限目政治経済、つつがなく終了いたしました。万華鏡と雑談中です。
出来はまずまず。。。気張って望んだ割に解けてしまった、という印象。

早く帰ってごろ寝したいです。

11:43記

リスニング直前!
つかれたなり
17:20記

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