The Magic land [2104号]

2007年11月23日
本日の日記

気まぐれで携帯電話で検索して読んでみた。
例の携帯小説が生まれたという携帯小説家(?)の集うあの
サイト(ヒントは本日のタイトル)

す、すごい・・・頭が痛くなった(’A`)
携帯という貧弱な表示媒体のせいだと信じたいんだけども。
まあそんなサイトみて喜んでネタにしている時点で
この日記オワタって感じなんですけど、僕は別の意味で是非
あの小説を読んでほしいと思った。

今の子供達が(作者さんは殆ど中学女子)こんな風に考えて
こんな風に具体化して表現するんだと、驚嘆すると思うし
新しい価値観を作ってくれるに違いありません。
少なくとも僕はそう思いました。

ああ、僕が思い描く純愛ってもうとてつもなく時代遅れ
レガシーなものでしかないのだと。

僕がマッキーの歌を好きなのは、彼の作った歌の90年代物は
心をきりきりつつくようなアイロニカルな純恋歌だからで、
しかし恋愛だけではなく、人というものの本質を具体的に
明かしたものであり、独創的で明晰な詩に触れているだけでも
感動するものだが、結局マッキーが作った歌の殆どは
過去のWindowsが現在のセキュリティ価値観では無防備なように、
それを傾倒していたのでは、現在の価値観をもつ女の子とは
お付き合いできない。
なぜならあらゆる事を想定して事前に対策を取るセキュリティが
万全でない過去のシステムのように
曖昧さが許された恋愛体系ではないから。
もっといえば、君と僕との間には好きか嫌いか
寝るか寝ないかの直球勝負であり、一対一の差し違えであるからです。
好きという気持ちに1つ以上の意味はない。
そんな感じの小説が多くて僕は驚嘆したわけです。

マッキーの歌は、

あの雨の日君が持って行った傘は、僕のニオイ消えてる
返さなくて良い〜♪

なんて歌詞ですよ!!!!!!

わかるかな、この絶妙な詩が。
傘に自分のニオイなんかついてるわけ無いじゃん!
でも返さなくて良いという主人公の気持ち。

傘に自分の名残を感じるのか・・・まあ返すときに会いたくないから
という理由もあるんでしょうけど、傘の存在を彼女は忘れているだろうに
自分は覚えているというのは、自分がまだ未練がましく彼女を忘れることができない。

彼女にとって傘は傘だけども主人公にとって傘は自分なんですよ。
彼女は僕のことを忘れている、しかし僕は忘れられない。

なんていい歌なんだ。

(この歌詞だけの解釈しかしてないから整合性がとれてなかったらすみません)

まあ書評らしい書評をすると、とある中学生の女の子の小説は
思わず苦笑いした。

まず展開がものすごく早い。N700系と比べてもいいくらい。
そして展開が予測可能だけど斜め上をゆく。

病院内の喫茶店で会った二人が、女の子がコーヒーをひっかけて
謝罪してそれがきっかけで病室に通うようになるという
ハートフルコメディだったが(’A`)

見ず知らずの相手にクリーニング代も渡さないで自分の病室の
部屋番号を書くかバカタリ!(*:『赤僕』参照のこと)

それで女の子の病気が重いのがわかって
で、テレビで見た同じような病気の子は恋人と・・・。
書くのもためらわれる事象をしないまま(映画的に言えば
「二人は結ばれることなく・・・」)
死ぬのが嫌だという話になって、おにゃのこが言うのさ

「ねえ・・・私を抱いて」

あんた・・・そりゃラブストーリーは突然にかよ!
(古い・・・かーんち
ラブストーリーは突然にはもっと直接的だった
ついでに言えばその小説でも直接的だったが、恥ずかしくて書けません!)

男は病気の女の子を気遣うんだけど女の子が押しきりで女の子の勝ち。
ありえん。

その・・・その間の描写もすさまじくて・・・
ろ、ろうにんせいには毒だったわ。

本当に中学生が書いてるなら大問題だな。

事が終わった後はもう続き読めんかったわ。
とにかくすごい。日本始まったな。

だいたい本当にダイレクトリでね、好きになるのに時間はいらないのか?
と思う。
でもそういう自分も、一目惚れファンだったりするので
何とも言えないが・・・。

思うに漫画の読み過ぎだろうなー。と思う。
会話文が多いのはまあいいとしても、もう少し主人公の気持ちを
描けばいいんじゃないのかなーなんて思います。

まあでも未来ある中学生の作者だったら素直に応援してる。
がんばってね。小説を書くのは良いことだと思います!!
僕も昔は書いてたしねー。なんとかってサイトまで作っていたのは黒歴史です(笑

叩く形になってる作者が可愛そうだから僕も恥をさらしてみよう!
その昔日記に書こうとしてボツになったネタを
ここに上げて、寝ようと思う。

若人小説家応援の為の恥さらし。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(もともとネタに困る日曜日の定番コーナーにするつもりだったものです)

日曜日だけここで右脳を使うことにする。
別に右脳を活性化させることが目的ではないです。

Case1 たとえばあり得ないシチュエーションを用意して
強引に繋いでみる訓練

どうすれば自然になるのか。。。

シチュエーション
・電車に乗ってる美女
・改札口でつかえるパスモ
・都合よく降ってくる雨
・天気予報を見てない主人公
・寂れた商店街なのになぜかあるコーヒー店

さ、やってみよう。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
いつもの通りに電車を待っているホームは、誰も息をしてないような張りつめた雰囲気と、静けさがあった。
僕はそこにむしろ喜びを見いだしていたが、それはもとより僕が騒がしいところを好まないとするタチだからなのかもしれない。
時計の針を見ながら、電車を待っていた。
しばらくするとその空気に針を刺すみたいな勢いで電車がやってきた。
僕は7両目付近に立っていた。電車が止まりドアが開くと、
僕とは対照的に、この街に用のある人がずらずらと
降りてきた。ホームが少しだけ息をし始めたようだ。

僕はその呼吸の間に電車に乗り込んだ。
虚しさとか不安とか、もっともらしい影を乗せた電車は動き出した。
車内は空いていて、手前の席に空きがあったので、
僕は当然のことながら座席に座った。

がらがらの電車は複雑なポイントをわたるから騒がしくはあったが
不愉快な気持ちにはならなかった。そこには静けさがちゃんとあったからだ。
僕は椅子にもたれかかって広告をひとつひとつ眺めていた。
目的地の駅まで・・・あの街まではまだ20分もある。
きっと広告だけでは飽きるだろうと思う。でも眺める。

窓に張り付いた広告までたどり着いたときに、そこでやっと対面に気づいた、ステンレス製のポールにもたれかかりながら
眠っている人がいた。特別気にかかる点はなかったが、
なんとなく彼女が頭に忍び込んできた。

いくつもの駅と陸橋を越えて、ついに電車は僕の街に着いた。
雨が降っていた。今の僕の気持ちとは対照的な雨。
どうして対照的だと思うのだろう?

寂れた駅の階段を下りて、改札を抜ける。
ここで僕は阻まれた。パスモの読み取りがうまくいなかったらしい。

パスモのリードエラーは、単純なエラーというよりはむしろ
僕に再考の機会を与えようとしているのではないか、
周れ右をして向かう先は、駅員室ではなくて、あの電車で頭に忍び込んできた彼女のところだろうか、と思えた。
だが、よくよく考えると彼女が電車を降りたかどうかまでは確認してなかった。
あのときはしとしとと降る雨が気がかりだったから。

もう一度読み取り機にパスモをかざすと、納得したように
改札口はひらいた。僕は駅の入り口まで歩いた。
やはり雨は止んでいるわけがない。

僕の家までは10分ほどかかる。走って帰っても良いが
そんな気力はない。とりあえず止むまで駅にいようと決める。
僕を急がせる用事は特になかったこともそのことを後押しした。

僕は駅の床のタイルの痛み具合をはかっていた。
そんなときに不意に声をかけられる。

「傘、無いんですか」

なに寝ぼけたことを言ってるんだ、傘があればとっくに帰宅してるだろうが、と
思いながらも顔を上げると

「あ、・・・はい」

電車の中にいた、あの彼女がそこにいたのである。

「私、もう一つ傘を持っているんです、よかったら差し上げます」

「いきなり見ず知らずの方から傘を頂くわけにはいかないですよ、
しかも廉価そうな傘ではないようですし・・・」

「それほど高価なものではないですよ」

傘はビニール傘ではなく普及品のように見えた。
ありふれた、どこにでもある傘だった。
彼女の言うことは確かに正しいだろうという感じはした。
気の利いたスーパーならば入手できそうな傘だった。

「でもやはり憚られますよ。それにこれ、あなたの持ち物ではないでしょう?」

女の人が持つにはやや暗すぎる色遣いと大きさだった。
聞いちゃまずいかとも少し思ったがもともと即席でできた
間柄なんだから、問題はないだろう。

「私のものです。私が買ったものです。違うのは、あなたに差し上げようと思ったところです」

「どういう意味ですか?」

「本来その傘はあなたではなく別の方に差し上げるつもりでした。
しかしそれがただあなたになったというだけですよ、それ以上聞きたいですか?」

「いえ・・・」

僕は言葉を飲んだ。行間を読むには行が少なすぎるが
類推すれば失恋か何かをしたということだろう。
どうすれば良いんだろうか・・・。

僕は戸惑っていた。もらって帰りたいという気持ちも生まれきた。
純粋な気持ちで援助してやりたいというのならありがたくその傘を受け取るべきなんだろうが、
仮にこの傘をやけっぱちで手放したいと考えているのならば
やはり大切にしなさいと言う方が良いような気がする。
そう思う時点で僕は晴れの日に彼女と再び会うことはないだろうと思っていた。いや僕じゃなくてもそう思うだろう。
今までそれを前提に傘の譲与の話がされてきたのだから。

「わかりました、わかりました。では、差し上げるという提案は撤廃して、途中までお送りします。どちらに向かわれますか?」

「えっ、西本町をすぎた当たりですが・・・」

「そうですか、私の目的地もそのあたりです。ちょうどよいです」

彼女の提案は意外だった。むしろ願望でもあったかもしれない。
飲むこまない理由を見つける方が困難だったから、
僕は受諾した。

彼女が差すのよりも大きな傘を僕が差して、
彼女は右側に、僕は左側になって歩く。
雨の音の中で、はっきりとしたかかとの音を聞いたのは初めての経験だった。

西本町までは寂れた商店街を通過する。
若者によって食いつぶされたシャッターは、日本の経済のゆがみによって生じたとでも言いたくなるような悲惨さだった。

「この付近はよくシャッター通りと揶揄されますよね」

雨の音とかかとの音の中、また彼女から話しかけてきた。

「そうですねぇ、僕が幼かったころはもう少しまともだったんですけどね」

「そうですか、私がこどもだったころも・・・
私はよくこの商店街のコーヒー店でコーヒーを飲んでましたね。
特別好きだったわけじゃないんですがね、コーヒー」

「今もあると良いですね・・・」

雨の音に消えそうな返事を返したとき、彼女は急に立ち止まった。
僕はそれに気づいて彼女を見た。彼女はちょっとはにかんで言った。

「まだ・・・まだありましたよ、ここに!」

・・・つづく・・・(といいね)

無理やり繋いでみました。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

続きはたぶん書きません。今はそんな暇も能力も無いからです。

携帯で書いたら書籍化されるかな?
ここからの展開無理だ。そもそもめちゃくちゃな条件を
無理やり繋ごうという主旨なんだからねぇ。

今日のマミ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
マミがカーベッドで寝ていたのでそばで寝転がってみたら
マミが僕のそばで寝直してくれまして・・・。

マミ温かいなぁもう・・・。と思いながら僕もごろごろ。

やっぱりマミは素敵だ。こういう風に自然な優しさを
あげられる人になりたいもんだねー。

嗚呼ネタないね、苦肉の策・・・『勝手に僕も答える』
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
きょうのしつもん
「『登竜門』この言葉から想像するものは何?」
(宮崎あおいさんに1日1問より
http://yasashiiever.aflac-duck.jp/)

あおいたんと同じ(笑
深夜番組のファンか?さすが芸能人だな。
そうなんですよーお笑い番組があったんですよねー。

ナカミーと竜の掛けあいが結構すきだった。

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