好 [1720号]

2006年10月31日
本日の日記
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ついに中間が終わりましたので『好きだ、』を見ました。
映画の話はひとまず置いて、今日の1日の出来事をまず書きます。

テストが終わって喜んで帰る道すがら、真田君と
笑談してました。それなりに盛り上がったので
もし、今日銀行に行く用事がなければ、真田君と
もうしばらく話を続けていただろうと思います(そろそろ
映画を見に行く話を進めたいし)

そう、なぜか銀行に行ってきたんです。通帳繰り越しを頼まれて。

みずほでしたけど、繰り越し機の場所がいまいちわかりにくくて
ちょっと焦りました(あと、総合か普通かと通帳の種類を
聞かれたときも)

そのあとは、一時帰宅して、だらだら祭り。
PCでインターネットをしてたり、ちょっとだけWebサイト
いじったり・・・。

そのうち疲れてきて、でも寝ては損した気分になるので、
Sofmapに行ってきました。

まあ、これといって目的もなく・・・
帰宅してからは、晩ご飯を食べて、やっぱり眠ってしまいました。
そした18分間僕の歩く道を見逃してしまいまして、
非常に気分が悪かったです(録画してあったからまあいいんだけどさ)

で、それから、またWebサイト作って・・・そして
お待ちかねの『好きだ、』を見ました。

僕は宮崎あおいが『好きだ、』
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先生(私)がKに胸の内を明かされた後、恋の行く手を
阻むために『精神的に向上心のないものは馬鹿だ』とKの
言葉を引用して投げかけるシーンが『こころ』にあります。

そしてKは言うのです。

『馬鹿だ』

『僕は馬鹿だ』

と。

そう、僕はバカなんです。明日も朝早いというのに、
今日早く帰宅したというのに、『好きだ、』を見始めたのは
12:00a.m.、つまり月が変わって11月1日の深夜ですね。

現在えー、途中で見直しをした関係で3:12a.m.であります。
眠いかと聞かれたら、実は眠くありません。前記の通り、
すでに寝ているからです。

で、肝心の映画の話なんですが・・・

僕は中島美嘉も『好きだ、』
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ネタバレが嫌な人のために、あえてずるずると引き延ばしました。
ちょっとでもネタがわかるのが嫌な人は、今すぐここで
引き返すことです。

△CAUTION△ 以下ほんの少しだけネタバレかも

映画は非常に静かでした。そういうのは事前にO氏から
聞いていたのでわかっていたのですが『初恋』以上に
静かでした。

O氏は、また『台詞が少ないから、台詞と台詞の間の文章を
読む(行間を読む)作業が必要だから、ちょっと難解かもよ、
そして期待してみると、あれーって思う・・・たぶん』
とも言ってました。

はじめはテレビから音声を出力していたんですが、
あまりに静かで、また深夜のためボリュームが出せなくて
台詞が聞き取りにくいので、ヘッドホンに切り替えました。

この映画はどうも、環境音を強調したいらしくて
やたら息づかいが聞こえたり、服のざわつきが聞こえたり、
床が鳴るのがきこたりと、ヘッドホンではちょっと
ストレスを感じる演出でした(まあ慣れればok)

で、はじめ40分くらいが、だいたい『宮崎あおい編』で
後半が『永作博美編』なんですけど、宮崎あおい編では、
相手役の男(瑛太)に淡い恋心を寄せるというのは、
わかったんですが、もう少し、ほんの少しだけ
セリフを増やしてもよかったのでは〜?って思いました。

確かに行間を読む作業は楽しいし、小説的だけど、
でもちょっと必要な文章まで消しゴムで消してないかい?
って思うシーンがいくつかありました。

うーん、まあ、でも全くおもしろくなかったという訳じゃないんです。

どちらかっていうと、期待していた宮崎あおいのシーン
(ユウ(主人公)が高校生の時のシーン)よりも、大人になった
永作博美のシーンの方がおもしろかったです。

深夜から朝方まで、『ヨースケ』のがらんどうとした部屋で
過ごすシーンがあるんですが、これには100000点つけたいです。

このシーンこそ、この映画を見ててよかったなぁと思えるシーンです。

このシーン後半の中途半端に絡み合うシーンはいらないけど、
お互いが少しずつ思い出を語りだし、とにかく静かに語るんです。

「ねえ覚えてる?あのときの・・・」

「・・・ああ、覚えてるよ」

みたいな、実際にはちゃんと思い出のセリフが入るんですけど。

そのときの永作博美の色っぽさ、なまめかしさときたら、
たまらないよ。これはあおいでも無理だろうな。
そして、先に『欠点』として述べた聞こえすぎる環境音が
ここで生きるんですよ。

マンションの一室と思われるのですが、時折うるさい
車の音や、トラックの音。鳥が鳴く声、そして
会話会話の呼吸・・・すごくリアルなんです!!
(↑ちょっとまて、そんな体験したことないのにどうして
リアルって言えるんだ?てらわろす)

すごくリアルで・・・本当にその場所で二人の会話を
聞いている様なくらい引き込まれるんです。

そして、本当はいいたい、一番思い出して欲しい
思い出が出てこなかったときの切なさを表した永作さんの
表情、涙・・・。これはぐっと来ました。

やっぱりすごいです。永作博美。宮崎あおいが
年を取ったらこうなるのでは?と言われてますけど、
ここまでの演技があおいにできるのかねぇ。

ちょっとこれは、永作ファンになりそうですよ。
それくらい良いシーンでした。ここだけは。

あと、駅で別れるとき、プラットホームで
電車を待つシーン。電車のドアが閉まるその瞬間に
ユウがヨースケに、連絡先になる会社の名前を言うんですよ。

ドアが閉まるとほぼ同じだから、連絡されることに
ためらいを感じたのでしょう。それでも一応伝わった
みたいなんですけど。

はい、で、電車好きなら、なんの車両かぐらいわかるよね?

見覚えのある紫の線と、音(電車の走行音というか、
停止音、ブーン音もきちんと録音されていた)
で、わかりました。


「これは・・・30000系ではないだろうか」

車番見えないかなーとみていたら、はっきりと『35601』
って出てました。正しく言えばモハ35601

ちなみに駅は、東急田園都市線の『二子玉川駅』だと思われます
(駅アナウンスで確認)

もっといえば、35601・・・つまり31601Fは、地上運用化
したらしいので、もうこの駅には来ません(乗り入れしてない
んだと思う・・・半蔵門線経由だから)

というわけで。東武好きにも実は価値のある映画
だったんですね。

永作さんが会社を言いかけるときにドアが閉まるんですが、
そのときもちゃんと東武のドアチャイムが聴けます
(これは9000系も9050系も20000系も30000系も50000系も共通)

しかし、ドアが閉まって言葉が伝わらないというよりは、
CPの音がうるさくて・・・と電車好きの僕には感じましたが。

ヨースケがホームに取り残されて、31601Fは発車します。
そのとき例のへんな変調音もばっちり録音されてます。

総論
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宮崎あおいの可愛さは異常!
これだけは言っておきます。実際のところ、はじめ30分は
退屈かもしれないですが、あおい好き的にはもっとも
楽しめる時間かと。制服(セーラー服姿もあるよ)姿だったり
はあはあ走ってみたり、切なさ、悲しさ、涙、
さすが宮崎あおいだな、と言えるシーンはたくさんあります。

ちなみに、ヨースケがギターで作っている曲が映画の中で
重要な意味を持っているようですが、どうも
映画の音楽は菅野よう子さんが担当されてみたいですよ。

うーん、でもまあ、ひとりで夜中見る分には贅沢すぎる
映画だと思いました。静かさに耐えられる人、
しっとりとした情景描写が好きな人に向いている映画
だと思います。

しかし、永作博美、若い!36歳って嘘だろって言いたくなる。
この映画ではとにかく永作博美が魅力的。
もちろん宮崎あおいも充分きれいたけど、互角だな。
演技では永作博美氏の勝ち。ってところでしょうか。
(↑実はNHKの大河ドラマでイメージが悪くなっていたんですけど
この映画で一気に回復しました。やっぱりNHKの大河は
イラネ)

今日のマミ
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僕は適当人間なのでよく自分の服をソファーに
置きっぱなしにしてしまうことがあります。
で、今日はその置きっぱなしにした服が着たかったんですけど
ちょうどマミが寝てるんですよ。その上で。

こういう時どうしたらいいんでしょうか。まあ
他の服を着れば良いんだろうけど、それも嫌だったので
なんとかマミにつぶされている服を救出しました。

もっとも普段からきちっとかたづけておけばいいだけの話なんですが(´・ω・`)

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