ideal [1666号]

2006年9月7日
本日の日記
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電車とは実にすばらしい乗り物。僕は改めてそう思います。
別にインバータがどうだとか、モートルのメーカーがどうだとか
そういうのを述べるつもりはないのですが、とにかく僕は
そう思います。

(↑これ伏線のつもり)

今日もハードなダンスの練習でした。

朝は、例の彼と一緒になる。
僕はマッキーの曲を聴いていたので少しムッとする
(じゃまだから)

その人
「いやあ、だから朝早くからなんで(ry」

学生の会話の半分以上は、学校に対する愚痴だと思っているし
僕自身、それを言うこともある。だから彼の行いが、
すなわち悪いことだと決めつける僕の方に問題があるのは
充分承知してはいるのですが、でも朝からそんな愚痴を僕に
こぼされても、僕はただ


「そうだね」

としか言いようがないわけで。それよりも、たとえばもっとこう
新垣結衣かわいいね、みたいな話をしたいわけで
(それらをまんべんなく叶えてくれるのは真田君だ。
もしかしたら僕の話に飽きているかもしれないが)

僕は朝から機嫌が悪くなった。

なんかこう、自分と会わない人と無理やり合わせるってのは
疲れる。僕自身としては、そういうことはあまりしない主義
なのですが、でもこの人は、敵に回すと陰険で(言い過ぎだな)
めんどくさいことこの上ないことは、充分予測できるので
波風を立てないようにしているのです(あと、なぜか僕への評価
が異常に高いからね・・・いいねって褒められるのは嫌いじゃない)

まあ、話、おもしろくないわ。保険金でもうけた話を聞いても、
引くだけです。本当にありがとうございましたー。

ところで、今日は視聴覚室(クラスがほかのクラスに使われているので)
で、僕らはダンスの練習やら打ち合わせやらをしたのですが

そのとき隣になった人と、なぜか芸能話で盛り上がりました。


「マイボスみてる?」

O氏
「みてるよ、あれ、なんだっけ、長瀬がおもしろいよな」


「そうそう・・・ところで、あの、ヒロイン、なんて名前だっけ
えーっと(本当は知ってるけど)」

O氏
「ああ、あの子?あの、・・・ギャルサーに出てた」


「そうそう、あの、あと、ドラゴン桜にも出てたさ・・・
ああ新垣結衣だ。たしか」

O氏
「あらがきって言うんだ・・・新垣結衣ねぇ・・・検索したけど
出てこなかったよ」


「それはない、もう一度検索を」


「ところでそのギャルサーの主役みたいな子、知ってる?」

O氏
戸田恵梨香だろ?」


「ええっ、知ってるの?結構驚きだな」

戸田恵梨香とすんなり言ってもらえたのは驚きでした。
今は新垣結衣の時代だし(そうなのか?)戸田恵梨香はまだ
そんなに評判じゃないような・・・。ちなみにO氏は
ハスキーボイス(枯れた声と言いたいらしい)でかっこいいですよ。
少なくとも、僕よりは。

その人との雑談で少し元気を取り戻して、ダンスの練習を。

ダンスの練習は統制がなく、おのおの気ままに踊っているだけ。
こんな踊りのために放課後まで残ってるのかよ、と鬱になる。
いいのか?こんなことしてて。

結局ダンスの練習は、7:30p.m.まで続く。
最終下校時刻はとっくに過ぎています。生徒手帳に記載されている
規則を簡単に破る担任クオリティ。じゃあ
明日から私服で登校してもよござんすね?

おまけに僕らが所属するチームが、DQNたちが所属するチーム
よりも踊りの大きさが小さいという担任。

・・・そりゃ、まあ理性があるからな。

というのはさておきとしても、みんなクタクタだし、
ある程度そういうのは仕方がないような・・・。

疲れて僕がミスすると、『話(説明)聞いてんのかよ!!』
と例の男が僕を怒鳴るし・・・。話?聞いてねーよ。

話といっても、適当に集まって、それっぽい女子が
わーわー説明するだけ。

その説明の仕方も『ここをこうやって・・・こうして、
ここでこうするの』
と意味不明。(まあ身振り手振りがあるけども、
もう少し表現しような、言葉で)

それをくそ暑い外で聞かされて、さあやれ、と言われても
無理な気がする。。。

担任のふざけた声で、帰宅してもよいと言われ、僕はさっさと
着替えて出て行く(共感した数名も一緒に出て行く)

例の男はあえて置き去りにした。

僕は50000系が加速するそのときみたいに、うなりながら
帰りたい気分だった。いろんないらいらがたまりすぎて、
どうにか、なりそうだった。

しばらくは、駅の方向が逆の人と平和に歩いていたのだが、
やはり例の男が追いかけてきた。

例の男
「hamuteru早いよ、行くなよ」


「だってさー早く帰りたいんだもん(いろんな意味で)」

僕はげんなりとした、もう疲れたんだ。帰りはマッキーの
曲を聴きながらゆっくりひとりで帰りたいの。帰りたいの。

しばらく駅でつまらない話をしていると、やってきた8000系・・・。

僕はそいつの後に続いて電車に乗り込んだ。

この人があちゃーと思うのは、電車の乗り方にしてもそうだな。
僕とその人は、話はするけど、特別親しい訳じゃないのだから
譲り合いってものがあるでしょう?

・・・そのとき電車の車内は結構すいてて、
入り口から左側のロングシートがまるまる空いていたのです。

で、さっきも書いたけど、その人から先に乗ったのです。
それで『座ろっか』みたいなやりとりを歩きながら
すぐにこなして、その人が先に席に着いた・・・
なぜか右寄せで

はあ・・・。そうですか。

ふつうは、あなたが先に座るのだから、少し左にずれて
僕を右側に座らせてくれるよね?疲れているのはわかってるのでしょう?
そうじゃなくても、ふつうは、先に座った人は少しずれて
入れてくれるでしょう?

(わかりづらいかもしれないので詳細な見取り図:

←進行方向

[ロ ン グ シ ー ト ] -出入り口- [ロ ン グ シ ー ト ]

こういう状態でその人は、

[ロ ン グ シ ー ■] -出入り口- [ロ ン グ シ ー ト ]

こういう風に座るわけですな。

すると僕は必然的にその人の前を通って左側に座ることになる・・・。

まあ別に細かな点ですけど。僕は先に乗ったら
後の人が座りやすいようにしてます。例え親しい間柄の人であっても。)

僕が落胆の気持ちでいるときに、彼は

「俺は席の端が好きなんだ」と嗤う・・・。ああそう。

しかし、ここからが伏線の活用。

僕はため息混じりの呼吸をして、ふと顔を上げたときに、
目の前の女の人に目がいったのです。


「(なんだろうか、あの妙な落ち着き・・・)」

よくわかんないけど、席がかなり広く空いているのに
端に座らないし(ふつうかどうかは知らないけど、
おおかた広い席でも端に座る人って多いでしょう。
まあ例のその人もそうなんだけど)

しばらくすると足を組み、少し浅く腰をかけ直し、
頭を窓につけ(深く寄りかかる感じ)目をつむって
眠りだした・・・え・・・?

僕はその人を思わず凝視してしまった。

その瞬間に、右側の耳のボリュームはミュートになり、
隣のやつの話なんて聞こえなかった。

隣のやつ
「なんかこの間の専門学生殺人事件の犯人、自殺したらしいよ」


「ああ・・・そう・・・週刊誌のせいかも・・よ?」

隣のやつ
「週刊誌って?」


「さ・・・あ・・・」

これがもし、隣が真田君だったら、0.1秒で僕が何を見て
何を感じているかがわかったと思う(前にも車内で
似たようなことがあったから)

真田君、に見せてあげたかったな。あの美女様を。

まあ一目惚れみたいなものでしたが、こんな出会い方を
思わず恨んだね。電車が僕の降りる駅に着けば
その人と別れて二度会うことはないし・・・。

どうして隣のやつみたいなどうでもいい人と話をして
僕が心底話してみたい人(=僕が車内できれいと思った人)
とできないんだろう?と思いました。ああ、どうして
こんな出会い方を(ry

僕はすぐに『まばたきの間の永遠』を聞きたくなったが、その人が
見られる時にはまだ右側のやつも降りてないし・・・。

その人が別の駅で降りて、だいぶ後にやっとその
よくわかんない右側のやつも降りたので
僕はあわてて『まばたきの間の永遠』を聴きました。

で、ふと天井を見上げると、そこには宮崎あおいが・・・
なんかのファッション誌の広告でしたが・・・


「宮崎あおい・・・癒されるねぇ」

なんだかもう、自分がどんな気持ちなのかよくわからなくなりました。

どうでもいいことに時間を費やして、それでやっと
出会いがあっても、出会い方が最悪という・・・。
電車でいいなと思った人で2度と会った試しが無いのですからね。

でも、あの人は本当にきれいな人だったな。
それで、よくわかんない自信に満ちあふれている人だったな。
寝顔を眺めていたとき、レールのつなぎ目(*1)が彼女を起こし
もろに目が合ってしまったときは焦ったけど・・・。

たぶん気色悪い人が見ている・・・と思わせてしまっただろうな(’A`)

やれやれ・・・。明日もつまんない話を聞くのか。
それが僕の日常か。そうだったな。
(*1:実はロングレールが主流なので、ガタンゴトンってスポットは
あんまり無いんだけどね)

これだから電車通学はやめられない。。。

今日のマミ
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今日は僕から挨拶に行きました。
にゃーと鳴いてくれましたが、『寝てるからじゃましないでくれ』
という抗議に聞こえたので、さっさとマミが寝ていた
母親の部屋から去りましたけど。。。

僕も寝よう。。。今日は早めに。

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