僕もそうだったのに[1463号]
2006年2月17日本日の日記
帰りの電車の事。
とある駅で、いかにも風邪の菌を持っていそうな子供達(兄弟)と、
典型的な母親が電車に乗ってきた。
『ドア閉まりマース』
僕は、進行方向に対して右側のドアにもたれかかっていた。
その子と親も、子供が外の景色を見たいのか、
右側にやってきた。
『XXX、でんしゃのなかではしゃべっちゃいけなんだよぉ』
『しゃべってるのはYYYのほうだよぉ』
『いいから、うるさくしないで』
こんな会話が何度も繰り返された。
だが、保育園か幼稚園の帰りなのか、保育園か幼稚園で
作ったと思われる誰かの似顔絵を幸せそうに見つめる
母親の姿を見て、何故か泣けてきてしまった(親は健在だが笑)
こういうなにもなく純粋な感動って、きっと子供にしか
作れないのではないのかな、と思った。歳を取ればとるほど
悪くなるっていうわけじゃないが、Yがいつも説く
『オトナになれば失うもの』が確実にあるように思えて
ならなかった。
子供達の会話はまだ続く。
いつも使う駅には、ちょっとした留置線がある。
それをみて子供の片方が一言
『あ、でんしゃのしゃこだ〜』
・・・うーん、ちょっと違うんだけどね。
ちょうど、留置線に電車が入っていくところで
『あのでんしゃ、しゃこにかえってくよぉ』
・・・うーん、あれは5分もすれば、また出発するんだけどなぁ
まあ、その微妙な間違いも、かわいらしかった。
でも、びっくりしたのは、僕らが乗っている電車のむこうがわの
電車をちゃんとしっかり
『9000けいだぁ、ちかてつにいくんだよ!あれ!』と
嬉しそうに語っていることだった。本当に9000系だったので
9050系と区別がついているのか不明だったが、
10000系っぽい9000系(顔が見えなかったし)をよくぞ
言い当てられた。と感心してしまった。
子供はなんでも知ってるんだね。
幼き頃、僕は車が好きだった。何故か自動車修理工場の知り合いがいて
いろんなカタログや、広告を集めては、覚えた知識を
祖父や母親に語ったものだった。あの頃の周りの人たちの気持ちって
僕が改札を出るときに感じた、ちょっとした温かさだったのかもしれない。
今日のマミ
家に帰ってくると、今日はちゃんとマミが出迎えてくれた。
やっぱり良いものだ。何かが待ってくれている家はさ。
それが例え猫だって犬だって・・・。
帰りの電車の事。
とある駅で、いかにも風邪の菌を持っていそうな子供達(兄弟)と、
典型的な母親が電車に乗ってきた。
『ドア閉まりマース』
僕は、進行方向に対して右側のドアにもたれかかっていた。
その子と親も、子供が外の景色を見たいのか、
右側にやってきた。
『XXX、でんしゃのなかではしゃべっちゃいけなんだよぉ』
『しゃべってるのはYYYのほうだよぉ』
『いいから、うるさくしないで』
こんな会話が何度も繰り返された。
だが、保育園か幼稚園の帰りなのか、保育園か幼稚園で
作ったと思われる誰かの似顔絵を幸せそうに見つめる
母親の姿を見て、何故か泣けてきてしまった(親は健在だが笑)
こういうなにもなく純粋な感動って、きっと子供にしか
作れないのではないのかな、と思った。歳を取ればとるほど
悪くなるっていうわけじゃないが、Yがいつも説く
『オトナになれば失うもの』が確実にあるように思えて
ならなかった。
子供達の会話はまだ続く。
いつも使う駅には、ちょっとした留置線がある。
それをみて子供の片方が一言
『あ、でんしゃのしゃこだ〜』
・・・うーん、ちょっと違うんだけどね。
ちょうど、留置線に電車が入っていくところで
『あのでんしゃ、しゃこにかえってくよぉ』
・・・うーん、あれは5分もすれば、また出発するんだけどなぁ
まあ、その微妙な間違いも、かわいらしかった。
でも、びっくりしたのは、僕らが乗っている電車のむこうがわの
電車をちゃんとしっかり
『9000けいだぁ、ちかてつにいくんだよ!あれ!』と
嬉しそうに語っていることだった。本当に9000系だったので
9050系と区別がついているのか不明だったが、
10000系っぽい9000系(顔が見えなかったし)をよくぞ
言い当てられた。と感心してしまった。
子供はなんでも知ってるんだね。
幼き頃、僕は車が好きだった。何故か自動車修理工場の知り合いがいて
いろんなカタログや、広告を集めては、覚えた知識を
祖父や母親に語ったものだった。あの頃の周りの人たちの気持ちって
僕が改札を出るときに感じた、ちょっとした温かさだったのかもしれない。
今日のマミ
家に帰ってくると、今日はちゃんとマミが出迎えてくれた。
やっぱり良いものだ。何かが待ってくれている家はさ。
それが例え猫だって犬だって・・・。
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